梅雨入りと同時に、雨に映える紫陽花が美しい季節になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?五月病を乗り越えた途端すでに夏バテ気味になりつつありますブログ担当の田子です。(まだ夏でもない…)
大変遅くなってしまいましたが、今回は2月27~3月1日にオリンピックセンターで行われたJPDU Spring Seminar 2017の特集です。
①
春セミとは?
②
レクチャラーによる寄稿文
*ラボの雰囲気
*ディベ―トに関わる方へ向けたメッセージ
……………………………………………………………………………
JPDUでは年に2回、春と夏に泊まり込みのセミナーを開催しています。主に春はAsian Style、夏はBP Styleのレクチャーを、国内外からレクチャラーさんをお招きして行っています。初日の夜には、招待したレクチャラーの方、ディベ―タ―の方による豪華なモデルディベート、2日目にはレセプションのも開き、クイズ大会やカラオケなど、参加者の交流の場にもなっています。ディベートの勉強をするだけでなく、楽しみながらいろいろな知識を得られることもセミナーの大きな魅力です。
また、毎回参加者の皆さんが楽しみ(?)にしているのが、オリンピックセンターの近くにあるラーメン屋さん空海です。空海さんは例年セミナーの協賛を引き受けてくださっていて、今回もパンフレットに入っている広告を持っていくとトッピングなどのサービスもしていただきました。私も今年初めて食べたんですがとっても美味しかったです…
おいしそう… |
さて、続きましては今回レクチャラーとして参加してくださった
東京工業大学 金川平志郎さん
早稲田大学 大原由佳さん
による寄稿文になります。
……………………………………………………………………………
金川さん
ラボでの雰囲気
最初はわかった人手をあげてと言われてもレスポンスがないクラスでしたが,次第に積極的に手を挙げたり,質問するようになったと思いました。主体的に行動することは何においても大切だと思うので,良い傾向だと思いました。
新年度に頑張っていく人に向けて
大学生活の中でなぜ自分がこの活動をするのか,その理由を考えて,どのように付き合っていくのかを決めると良いと思います。
大原さん
こんにちは。この度、春セミで中級ラボを担当させていただいた早稲田大学4年の大原由佳と申します。
私自身が春セミに初めて参加者として参加したのは5年前になります。それから大学生になり、当日コミ、そして去年TDとして参加し、今年レクチャラーとして参加しました。
ラボでは皆真摯な姿勢で受講しており、一言一句メモをする子もおり、熱心さに圧倒されました。
自分が受講者だったらどのような話が聞きたいか、と受講者の目線や立場を考えながらレクチャーを行うことは非常に難しかったですが、やりがいを感じる側面でもありました。
私自身高校の頃からディベートをやっていたこともあり、大学入学当初は向上心のかけらもないプライドだけはヒマラヤ級のひねくれものでした。正直今でもディベートで負けると、上手くならないと、拗ねたくなるし放置したくなります。しかし、ディベートをやめてしまおうとこれまでに634回くらいは思ったことがありますが、どこか好きで今も楽しく続けています。そんな私から是非伝えたいことが2つあります。
1, 主体性
ラボやエレクティブでもそうでしたが、恥ずかしいのか積極性に欠ける場面がいくつかありました。私も一時期、上手い人のレクチャーやスピーチを聞き、それをひたすらノートにまとめ頭に叩き込もうとした時期があります。一時期は満足したのですが、結局上手くなりませんでした。
レクチャーは聞くだけでは残念ながらうまくなりません。学んだことを自分なりに咀嚼し、それを実践してみて、どこが自分と合うか合わないかを理解し、自分なりのやり方を研究していくことが大切だと思います。必ずしも上手い人が言ってるから、先輩が言ってるから、それが正しいなんてことはありません。それは一種のある人だけの成功体験によるものであるかもしれません。だからディベートは批判的思考力を育てるといいますが、それを是非何かを学ぶ時にも利用してほしいと思います。
2, 型にはまろうとしなくていい
やや上と似てしまいますが、型にはまるのだけはやめたほうがいいと思います。
こうやったほうがいいよとか、あの人がこうやってるからそうしようっていうのは大体失敗します。
さらに言うのであれば、練習に行けば上手くいく、とか大会前は猛練習したほうがいいとかって言うのもそうです。
たしかに、大会前に練習するのは気休め御守り的意味ではいいかもしれませんが、逆に考えてみてください。練習したから大丈夫と思ってしまうのって危険ですよね。練習行ってれば上手くなるって思っててうまくならなかったらショックで冬眠したくなるでしょう。だから他の人がやってるから、みんなそうしてるからってそれが”自分にとって”正しいとは限らないんです。自分がどうしたいか、を大切にしてください。
そうすれば、いくら負けても、挫折を味わっても、言い訳せずに続ける気になると思います。
ディベートを好きになった皆さんが、これからも楽しくディベートを続けてくれることを心から願っています。
……………………………………………………………………………
金川さん、大原さんお忙しい中ご協力ありがとうございました。
ここでJPDU Spring Seminar 2017のコミッティーをはじめとした運営陣をご紹介させていただきます。
いい写真😊 |
Committee
Total Director: Yuki Matsushita (AGU)
Vice Total Director: Tom Ohtsuka (KDS)
Communication Director: Yoko Fujii (KDS)
Financial Director: Julius Cueto (Tokyo)
Total Coordinator: Ayaka Watanabe (Tokyo)
Vice Total Coordinator: Akane Tago
(Kanagawa)
施設担当: Yuka Yamaoka (GUDS)
レセプション担当: Kae Natsume (KDS)
レクケア担当: Mayu Arimoto (Tokyo)
Lecturer
Jesus Falcis (Philippines, UP Diliman)
Kohei Arakawa (ICU,Hit-U)
Heyshiro Kanagawa (Titech)
Yuka Ohara (WAD)
Helper
Ryota Yoshii (Kanagawa)
Sawa Takehara (ICU)
……………………………………………………………………………
お忙しい中セミナー運営にご協力しくださったレクチャラー、ヘルパーの皆さま、誠にありがとうございました。そして参加された皆様にとって今回のセミナーがディベートを続けるうえで何らかのモチベーションになっていれば幸いです。春セミに参加された方も、そうでない方も夏セミへのご参加お待ちしています!
(季節は夏に向かっていますが…)次回はJPDUが主催する春の一大イベント、JPDU Spring Tournament 2017について特集します!!もう少し春の余韻に浸りましょう♬
0 件のコメント:
コメントを投稿