夕暮れ時南にのぼった小さな上弦の月を見ていると、今月初めの中秋の名月を思い出し、その時からはや1か月が経とうとしているんだと、大会ラッシュであった10月を振り返っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。広報の中村です。
今回は、遅ればせながらですが、9月12.13日に行われたGemini cup 2020に関しまして、CAの石坂さんに寄稿文を書いていただきました!去年のGemini cupについてもJPDUに寄稿していただいておりますので、合わせてご覧ください!
では、どうぞ!
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こんにちは!Gemini Cup 2020でCAをさせていただきました、石坂です。
Gemini Cupについて色々書きます!
1. モーション
モーションを決めるときは、Fairness、Simplicity、Excitement、Depthに気をつけていました。
Fairness = モーションが片サイドに不利ではないように、ACで徹底的に議論しました
Simplicity = 変に難しいモーションを避け、古典的な対立軸のモーションを優先的に選びました
Excitement = Simplicityが大事とは言え、見たことあるモーションばかりだとまたつまらないので、「程よくひねった」モーションを選ぶようにしました
Depth = よくよく考えると面白いthird argumentとか反論とかも作ることができるような、深さのあるモーションを心がけていました
これらは当たり前のことではあるものの、良質のモーションを見分けることは意外に難しかったです。142個のモーションを作って点数をつけ、その中で高得点だった73個のモーションについて一つ一つ議論して本番に使うモーションを決め、その後もさらにインフォスライドなどのワーディングについてずっと議論して、それでやっと出来上がりました。
一度ずっと前にACしたときに「モーションバランスがひどすぎる」といろんな人に言われたのがトラウマで、今回は絶対に良質なモーションにしようと思いました。
個人的にはモーションに満足しています笑。
2. IA
本番数週間前までIAが全く集まらなくて心配でしたが、意外にみんな引き受けてくださって嬉しかったです。
提供ジャッジも普通にすごい方々で、非常にハイクオリティのジャッジプールになりました。
逆にジャッジが豪華すぎて、ブレイク落ちする恐怖感を抱えながら本番ジャッジしていました笑。
なんとか乗り越えられて安心しました。
3. 食事
Geminiの前日に先輩の平本さんからかるかんをいただいたので、Geminiの2日間はかるかんとコーヒーで乗り越えました。私は基本的に大会中に何も食べないですが、流石にACは仕事量が多く、2日目が終わったら空腹でクラクラしました。
また、濃縮コーヒーの存在を知り感動しました。私はアイスコーヒーしか飲まないのですが、Gemini前まではいちいちホットコーヒーを作って氷で冷やしていました。水で薄めるだけで瞬時にアイスコーヒーができるなんて…人間って素晴らしい生き物だと思いました。
かるかんも鹿児島っぽい味がして美味しかったです。
4. ジャッジ
私のジャッジの悪癖は、詳しく話しすぎることです。その結果、結局何を言いたいのかがわかりにくくなることや時間がかかりすぎることが多いです。そのため、今回のGeminiはもっと簡潔に説明することを目標としてジャッジしていました。それが100%できたとは思いませんが、前よりはできるようになったと感じました。
また、普通にディベーターのスピーチが上手でびっくりしました。去年の紅葉杯で見た子がものすごく成長していたり、今まで会ったことないけどめちゃくちゃ上手な子がいたりして、感動しました。
5. コミとAC
ACのみんな、モーションセンスが良いことに加え、LINEの既読が早すぎてびっくりしました。2分経てば全員の既読がつくレベルの速さでした。そのおかげで仕事がサクサク進み、ほとんどトラブルがなかったです。
また、コミの方々も仕事が早く、めちゃくちゃ有能でした。この国の運営も任せられそうなレベルで頼もしかったです。
以上です!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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