このブログを検索

2018年11月30日金曜日

Japan BPに際して〜田村さんからの寄稿文〜

こんばんは。木對です。
最近すっかり寒くなってきましたね。犬と猫の温もりがないと、夜眠れなくなりました。

さて、先日11月24日〜25日に、Japan BPというJPDU主催のBPスタイルの全国大会が開催されました。

この大会はオープン大会で、学生から社会人まで、様々な方にご参加いただきました。ありがとうございます!

また、今年度のJapan BPは海外から多くのAdjudication CoreやInvited Adjudicatorを招待し、素晴らしい功績を残した方々にジャッジしていただく機会を参加者の方々に提供することに努めました。
特にCAを引き受けていただいたLeomarさんに対する感謝の気持ちは、言葉に表せないほどです。
Leomarさんをはじめとした海外・日本国内からの参加者の皆さん、ありがとうございます。

昨年度、AndreiさんにAdjudication Coreにご参加いただいたことも、この国際化に大きく貢献しているように感じております。
昨年のJBPを開催してくださった皆さんにも、この場をお借りして感謝の意を述べさせていただきます。

また、何よりもJPDUを代表してこの大会のOrganising Committieとして活躍してくださった皆さんのおかげで、参加者一同楽しい二日間を過ごすことができました。
Convenorの浦野さんをはじめとしたコミの皆さん、ありがとうございます。

長くなってしまいましたが、そこで本大会Champion & Grand Final Best Speakerの田村さんから、寄稿文をいただきました。
田村さん、パートナーのジュリアスさん、本当に優勝おめでとうございます!!!!!!!

素晴らしい文章ですので、是非とも御覧ください!

〜〜〜〜〜

大会終わり直後の武蔵境で榎本さんとケンタッキー食べている時が一番今回の大会を通して直接的な快楽の量が大きかったので、最近「大会の景品がトロフィーとかじゃなくて全部寿司券とかハーゲンダッツ券だったらいいのに」と考えている田村です。エナジードリンクでも可。今回直接の先輩であるれなぴょんさん(ブレイクおめでとうございます)からの記事執筆のオファーを頂いたので、恐れ多くも冬Tについて書かせていただきます。FBでは冬T感想を英語で書いたのでここでは日本語で失礼します。注意として、特に生産性があるわけでも文学的価値があるわけでもない文章なのでこれを読むくらいだったら今回のモーションのリサーチしたほうがいいと思います。

目次
1今後の冬Tの運営に関して
2大会の感想
3謝辞


1今後の冬Tの運営に関して(国際化・スポンサー)
 今回の参加者の実体験及び口コミ等で今回の冬Tが最終的には大成功であったことは自明だと思うので国際化についてはあまり書きませんが、ジャッジ/ACの国際化やスポンサー召致など海外スタンダードに追いつく為の大きな一歩だという事は改めて明記しておきたいです(特に最近だと同じ北東アジアの韓国中国でもやっています)。運営側でもなくJPDUでもない一般参加者からの視点で恐縮ですが、来年以降のJBP開催への提案をいくつか思いついたのでこの場を借りて書かせていただきます。

(a)  参加費高騰に関して
今回の冬Tで一番話題になったのは恐らく参加費の例年との比較における高騰だと思います。一般参加者として当初は確かに「高い」と思ったのは事実です。
 ただ、蓋を開けてみればアジアでも有数の海外ジャッジ/ACが10人程来てくれてモーションもジャッジの質も良く満足度の高い大会であったので、海外の小さい大会へ遠征したり、これは関東勢のみの話になってしまいますが関西へ遠征したりするよりもよっぽどコスパが良い大会だったと思います。別に特定の大会をdisる意図があるわけではないのですが、(関東勢であれば)紅葉杯・Ryosoに行くお金があるなら普通にその交通費の半分くらい払えば参加できるのでいうてそんなに参加費も大きくなかったなあと思います。私だけでなく他の参加者の反応を見る限り同様の感想を持っている人が多いので、参加費自体はICUTのように徐々に許容されていくのではないかと思います。
 一方で、やはり関西/九州/AIU勢の負担は上がってしまうので遠方補助や参加費に傾斜をつける等はJPDU大会であることを鑑みると実施したほうがいいのかなとは思います。関東開催であれば結局関東チーム(及び関東在住の参加者)が多めだとは思うので、関東在住の人間から1500円/人くらいとってその分補助に回すとかは特に問題ない気がします。遠方からの社会人の参加については、invited adjとかでなければ要らないとは思いますが。
 浦野さんが仰ってた様に、一年生の参加障壁を取り除いたり貧富の差是正の為に参加費を抑えたりすることは大切だとは思うのですが、同時に一定の大会クオリティをコンスタントに保たなければいけないというジレンマがあると思います。今回コストカットの都合上海外ジャッジにAriBnBに泊まってもらったと聞いて、予選制約の中コミの方々は最善を尽くしてくださったのだなあと感謝すると同時に、ただやはり海外ジャッジのホスピタリティを保つのは翌年以降の参加モチベーションに関わるのでマストだなあと思います。
 こういった問題の抜本的解決策は、スポンサーだと思います。本来はJPDU自体がスポンサーつけられればいいのですが、前伺ったところスポンサー担当の部門が形骸化してるとのことだったので、JBP一大会レベルでのスポンサーを増やしていくことが目標になると思います。今回、恐らく初めてJPDU大会でスポンサーがついてくださり、その会社でインターンをしてる自大学の直近の先輩から遠回しにそのスポンサーの方から感想を聞いたところとても好評でディベートに興味を持っていたようだった、とのことであったので、この先徐々にそう思っていただけるスポンサーを増やしていくことが必須だなと思いました。スポンサー集めに関して全くのド素人なので恐縮ですが、2016年のTokyo NEAOのようにOB/OG等非法人の個人から募るだったり、もしくはICUTのように大会開催の半年くらい前から計画してスポンサーを増やす、の2つの方法を参考にできるのかなと思います。前者に関しては、一口1000円からとかそういうレベルでも、いろんな方々が募金してくれるのでは、と思います。元JPDU役員だったとか、もうディベートはアクティブではないが自大学には愛着がある、という人は意外と少なくないのではと思います。

(b)  大会準備について
 今回、国際化やスポンサー獲得が初の試みであった、という事でかなりコミの方に負担が集中してしまったと思われます(特にTDの浦野さんは死にそうになってました)。会場確保、AC決定、IA召致、IAの宿泊や接待の準備、スポンサー獲得の交渉など大量の業務を短期間でやらざるを得なかった結果色々と凄まじい労働環境であったことは想像に難くないです。ここで、前述したICUTの準備方法や、こちらはよく内情を存じ上げないのですがQDOの準備方法から学べる事があるのではないかな、と思います。端的に言えば、「組織全体で長期的に準備をする」ということです。例えばですが、夏休み前からTDとか各役職を決めて、各役職の人は冬Tまでの大会でも経験を積むとか、コミの資料というかやる事のフローチャート等の共有を徹底するとか。夏休み期間等にスポンサー担当は動き始めるとか。
というのも、今回のコミの働きはとても素晴らしいものであったなあと思うと同時に来年以降同じパフォーマンスを保てるのだろうか?という懸念があるからです。特に海外とのコネや海外ジャッジとのコミュニケーションに関して浦野さんがかなり重要な役割を果たしていたとのことでしたので、そういう人材をJBPのコミとして事前に確保しておくか、組織としてノウハウを継承して教育することが必須であるなと思いました。海外とのコネ等に関してはコミでなくても海外とのコネがある人を巻き込んで協力を仰ぐのが特に必要かなと思います。某ABP DCAだったり某QDO CAだったり、経験も豊富な人がいると思うので、所謂「Adviser」的な人を置くのはいいかなと思います(名前が知られている人がAdviserにいれば広告効果もありますし)

つらつらと書かせていただきましたが、まとめると「スポンサーをこれから増やしていきたいですね」「クオリティ保つために人的資源を確保したいですね」という感じです。偉そうな感じで恐縮ですが、今回のコミの方の働きぶりに不満という意味では決してありませんのでご了承ください。むしろ色々と新しい取り組みをこんな短い間の中で実現してくださり本当にありがとうございました。


2大会の感想
 国際化等についてはFBでも上記でも述べたので、ラウンドで思ったことやラウンド間で思ったことを適当に書いていこうかなと思います。生産的な文章になる予定はないので思うが儘に書きます。
 全体としては、喋るのが早すぎる、というフィードバックを各ジャッジからもらったのでいい加減どうにかしようと思いました。アジアのトップも結構喋るの早くない?と思ってたのですが、録音を聴いたら自分でも何言ってるかわからなかったラウンドがあったので悲しくなりました。多分アクセントに慣れてるかとかそういう複合的要因があるので一概には言えませんが、取りあえず流石に次の大会ではゆっくり喋ろうかと思います。疲れるし。
ラウンドで印象に残ったのはSFとGFです。SFは、モーションがTH opposes free movement of persons in Africaでちょうど移民と民族紛争について大量にリサーチしていたので、具体例や数字を出せたので知識って大切だなあと改めて実感しました。某一橋のOBで地上で最も頭のいい人間の一人に分類されるであろうジャッジがスピーチ中ずっと頷いてくれたので嬉しかったです。あと2位3位が3-2スプリットだったりと競ってたのに対して、私たちは5人ジャッジunanimousでクリア1位だったと聞いて、純粋な勝利の喜びは優勝自体よりかなり嬉しかったです。
 GFは、OG引いた時点でもう帰りたかったのですが、モーション発表直前でレオマールがGFモーションのsensitivityについて話していて滅茶苦茶ラディカルなモーションだったらモラハイ取れなくて社会体にも死ぬしGFも死ぬなと戦々恐々でした。蓋をあければ、「やればよいのでは?」という感じのモーションだったのでOGであったことに感謝しましたが、「やればよいのでは?」という思考のせいで相手の話への反論やpreemptionが出来なかったのは、結果的に勝ったからいいものの、ディベート技術的には大きな問題だったなあと反省しています。
大会後、色んな観客の友人や、GFのジャッジ等がスピーチを褒めてくださったのですが正直色々と複雑な心境でした。というのもGFのスピーチは論理的でもなければ構造もなかったし、ただemotional appealしていただけだったというのが自分の所感だったからです。個人的には私はマター重視なのでそれ以外の部分を褒められたのはまあ嬉しいし自分のスタイルを見直す機会にはなるとは思うのですが、なんだかなあという感じです。今まで見てきた感動的なスピーチ(たとえばWUDC 2010 MG)とかは分析もたくさんあるし、マナー等も数倍いいし、という事で中途半端なスピーチをGFでしてしまい申し訳なかったなと思います。 
個人的にもっと後悔しているのが、そもそもGFモーションの背景知識を、日本のモーションなのにほぼ知らなかったことです。生まれも育ちも日本なのに自国が犯した罪について知らないのはepistemological responsibilityの不履行であり、GFで喋る権利などなかったと思います。「イラストや、感情的なスピーチがとてもよかった」と言ってもらえることが多かったのですが、すいません本当は何も知らないのです。この間読んだ伊藤計劃の本や、暴力表現が得意なイラストレーター・小説家から戦争強姦の描写を多少拝借してスピーチをするくらいには無知でした。特にSFは知識が誰よりもあると自負してスピーチしたし細かい数字まで全部知っていたくらいだったのにGFで自分の無知さを付けつけられたので、大会終わった直後は若干虚無で、打ち上げの居酒屋で一人でwikiとか読んでました。
かつ、「日本の政治」や「日本のフェミニズム」についてジャッジの大半が背景知識がないという事を忘れていたので、「当然」と無意識に思ってしまい説明しなかったのも配慮が足りなかったなと思いました。
 2016年から3回目の出場であり、めでたく優勝できた今大会ですが、マナー・知識について色々新しい意識体験が色々あり、反省・学びの機会だったなあと思います。


3謝辞
 まずは忙しい中大沢杯に引き続き組んでくれたジュリアスに感謝したいです。どっちの大会も優勝したのにジュリアスが毎回個人賞に入ってないのはプレパとかにおいて私がジュリアスをフルに活かすことが出来なった未熟さの証左だな、と反省するばかりです。いい意味でも悪い意味でも性格とかディベートの思考法が似ているのでとても組みやすかったです。また組みましょう。
 次に、繰り返しになりますが運営の皆さん本当にありがとうございました。是非休むなり打ち上げいくなどして回復してください。
 
 まだまだこれからも大会があるので、私含め全員が次の大会ひいては来年のJBPに活かせる何かを得たことを願っています。
素晴らしい写真ですね〜〜!(左端はMotokiさんです)
本当におめでとうございます!

 〜〜〜〜〜
Organising Committee
Convenor : Mas Urano (Waseda)
Deputy Convenor : Subaru Arakane (ICU)
Communications Director : Tamaki Asao (Gakushuin)
Financial Director : Mizuki Ikeda (Keio)
Tournament Coordinator : Ryohei Shioda (Keio), Kosuke Shoji (Hit-U)
Media Director : Yoko Fujii (Keio)
Tabulation Director: Yuki Kobayashi (Sophia)
Tabulation Team: Ayane Takeuchi (Wase)

Adjudication Core
CA: Leomar Doctolero DCA: Motoki Luxmiwattana, Poke Yu, Senran Tao, Amrit Agastia
Thank you so much!

2018年10月29日月曜日

BP Novice Eastに際して〜有元さんからの寄稿文〜

こんにちは。広報の木對です。

10月初旬に行われたBP Novice Eastに際して、JPDU代表の有元さんから寄稿文をいただきました。

優勝、Best Speakerという快挙、本当におめでとうございます!

例年は一年生と二年生のペア(または一年生同士のペア)が優勝をかけて争う大会だったBP Noviceですが、今年は一年生と二年生以上の大学生/大学院生のペアが出場するPro-Am大会として生まれ変わりました。

今年はJPDUとして、様々な改革を行おうと試行錯誤しております。

そんなJPDUを引っ張ってくださっている有元さんは、本当に素晴らしい方ですね!!!

ということで、ブログの中身もみなさん必見となっております!
大会に参加された方もそうでない方も、是非是非お楽しみください!!!!!


〜〜〜〜〜
はじめに
こんにちは、UTDS4年の有元万結です。実は高校同期である木對さんから、JPDUブログへの寄稿文のお話をいただき、大変光栄です。BP Novice Eastでは、UTDS一年の松村広大くんと組みました。この記事では大会前の準備、大会中、そして全体を終えた感想という順番で書かせていただきます。
良いチーム写真ですね〜〜〜〜〜〜〜!



1. 大会前の準備
  チームが決まったのが秋Tの少し前でノービスは10月の初旬だったため、練習をする期間は特別長くありませんでした。通常の駒場での練習を2ラウンド、前日のJPDU練習会で2ラウンド、またプレパ練習を何回かして、本番に臨みました。最初の方のラウンドでは、そもそもどっちがどのポジションをやるか、どうプレパをするか、ラウンド中にどうアーギュメントを共有するかなど、コミュニケーションが少し難しかったように感じます。
  また、今回のノービスではモーションの課題記事があったので、それをそれぞれ読むとともに、それぞれの記事から出されそうなモーションを考える練習をしました。どこから始めればいいかわからないということがよく指摘されるIRですが、個人的にはこのようにリサーチするといいかなと思います。
1 学校の授業(例えば私の大学だと、現代中国の政治、現代アメリカ政治、ヨーロッパ政治史、ラテンアメリカ政治などの講義が開催されています。)授業は、体系的に、かつ効率的に政治について学べるいい機会だと思うのでぜひ通ってみてください。同じ路線で教科書も結構いいと思います。IRの教科書というよりは、歴史の教科書、近代史の教科書をバーっと読むといいですね。
2 日々のニュース:これは日本のヤフーニュースでもないより全然いいです。最初は体力つけることが大事なので、日本語の新聞でも読みやすいやつを読む練習をするといいかなと思います。習慣がついてきた方は、続けられる範囲でForeign Affairs, Foreign Policy, the Diplomat, the Economistなどを読むといいかなと思います。普通の新聞よりもう少し深い分析がある雑誌です。英語読むのが得意な方は、BBC, the Guardian, New York Times, Slate, the Atlantic, New Yorkerなどを、海外ディベーターは読んでいる印象なので、ぜひ当たってみてください。
3 モーションベースのリサーチ:そもそもこれって何?という感じでウィキペディアを読むことが最初です。(英語版のウィキは大変オススメです。)ただ、ウィキペディアだと情報過多に陥りやすいので、よくBBCに本当に概略的にまとまっていることがあるのでそういうのも当たってみてください。
4 追加で:Youtube のcaspian reportめちゃオススメです。わかりやすいですし分析もしっかりしていると思います。こんな感じで好きなものを見つけて持続的にして行くのが大事だと思います。
  ただ、少し注釈として加えたいのは、IRはリサーチしすぎても勝てない、ということです。情報が多いことより、きちんとハーム?ベネフィット?が大事に見えることがIRで勝つのに一番大事だし、それをすることがIRは情報がありすぎるため非常に難しいと思います。なのでリサーチは大事ですが、end all be all solutionではないことに注意していきたいですね(自戒の意も込めて)。


大会
ここではラウンドの様子の共有より、ノービスのACの趣旨に合わせ、使えそうな記事を貼り付けていきたいと思います。
ラウンド① (CO)
THW not give medical treatment to patients of attempted suicide
概論:
https://ja.wikipedia.org/wiki/自殺#リスクファクター
Government:
https://ja.wikipedia.org/wiki/蘇生措置拒否
https://ja.wikipedia.org/wiki/尊厳死
https://ja.wikipedia.org/wiki/自己決定権
(どっちでも使える) https://www.nytimes.com/2016/11/08/well/live/after-a-suicide-attempt-the-risk-of-another-try.html
Opposition:
https://www.businessinsider.com/many-suicides-are-based-on-an-impulsive-decision-2014-8
https://www.psychologytoday.com/us/blog/out-the-darkness/201109/the-jumpers
https://www.theatlantic.com/magazine/archive/2017/09/has-the-smartphone-destroyed-a-generation/534198/
ラウンド② (OG)
(長いインフォスライドの後)THR the China Vatican deal on the appointment of bishops
https://ja.wikipedia.org/wiki/中国の宗教#中華人民共和国
https://ja.wikipedia.org/wiki/中国のキリスト教
https://www.reuters.com/article/us-china-vatican-pope-deal/vatican-deal-with-beijing-leaves-some-key-questions-unresolved-idUSKCN1MA0D6
Government:
https://www.sankei.com/premium/news/180926/prm1809260012-n1.html
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35780360W8A920C1FF1000/
https://thediplomat.com/2018/09/what-the-china-vatican-deal-means-for-taiwan/
Opposition:
https://www.sankei.com/world/news/180925/wor1809250015-n1.html
https://www.ncronline.org/news/opinion/vaticans-deal-china


ラウンド③ (CG)
THBT liberal democracies should actively combat the rise of right wing populism
https://ja.wikipedia.org/wiki/右翼ポピュリズム
https://ja.wikipedia.org/wiki/右派ポピュリズムの概要
(なお同じきじの英語版の方がわかりやすいし正確だと思います。)
http://nottspolitics.org/2017/10/31/populist-and-extreme-parties-to-ban-or-not-to-ban/
https://www.nytimes.com/interactive/2016/world/europe/europe-far-right-political-parties-listy.html

Government:
https://www.theatlantic.com/magazine/archive/2018/10/poland-polarization/568324/
https://www.vox.com/policy-and-politics/2018/9/13/17823488/hungary-democracy-authoritarianism-trump

Opposition:
https://www.theguardian.com/commentisfree/2011/may/12/fight-xenophobic-populists-need-free-speech
https://www.theguardian.com/books/2018/may/23/thomas-frank-trump-populism-books
(正当性がある、という観点では)

ラウンド④ (OO)
THBT the feminist movement should seek a ban on contents that sexually objectify women
https://en.wikipedia.org/wiki/Sexual_objectification
https://en.wikipedia.org/wiki/Male_gaze
https://plato.stanford.edu/entries/feminism-objectification/
https://en.wikipedia.org/wiki/Feminist_views_on_pornography
https://www.theatlantic.com/national/archive/2010/03/pros-and-cons-of-porn/346134/

Government:
https://www.washingtonpost.com/news/in-theory/wp/2016/05/24/the-case-for-banning-pornography/?noredirect=on&utm_term=.09a7d02206d3
https://www.theguardian.com/commentisfree/2014/oct/24/pornography-world-anti-porn-feminist-censorship-misogyny

Opposition:
https://qz.com/india/1290332/india-should-legalise-porn-argues-richa-kaul-padte-author-of-cybersexy/
もし参考になれば幸いです。特にStanford のPhilosophyは非常に使えるので、ぜひ他の記事も読むといいと思います。

ラウンド全て終了後
  最初の3ラウンドはなんとか一位を取ることができましたが、最後のラウンドは私がケースを失敗してCOに抜かれてしまったので、少ししょんぼりしながらクロージングセレモニーに向かいました。クロージングセレモニーで、自分が表彰されたのはもちろんなのですが、何より組んでくれた松村くんがルーキースピーカーに入ったことが一番嬉しかったです。先輩としての任が少し果たせたのかな、とお思いました。組んでくれてありがとう、そしてこれからも頑張ってください。
松村さん、一年生ながらに素晴らしいスピーチをなさっていました!
本当におめでとうございます!


終わりに
  今年のBPノービスは形式をプロアムに変えて、二年生以上の先輩も出場できるようにしました。同時に、なるべく多くの先輩が出場できるように、従来二日間であった大会を1日に変更しました。
  このような変更をした理由としては、一年生と一緒に出場できるBP経験の豊富な先輩の母数を増やしたかったからです。私が二年生の時にBPノービスに出場した際、自分はまだまともにBPが理解できていない中で、どうやったら後輩に教えられるのか、非常に悩みました。また、例年、先輩の数が足りず先輩と一緒に出場できない一年生がどうしても出てしまいます。母数を増やせばこの問題もある程度解消できるのではないかと思いました。
  結果的には、二日間大会の方がラウンドの数も増やせてよかったとは思いますが、3・4年生の出場を認めるという観点では来年以降もこの形式をとっていいのではないかと思いました。当日聞いた声の中で印象的だったのは、3・4年生がディベートできるようになったので2年生がOBOGとともにジャッジに入ることができ、なかなか通常だと身につけづらいBPジャッジのやり方について学べた、ということでした。BPスタイルは非常に難しいとは思いますが、この形式だと効果的に、ジャッジの能力もディベーターとしての能力もディベートコミュニティとして育ていけるのではないかと思います。
  これを可能にしてくださった、TDの小池くんはじめコミの皆様、また浦野くんはじめACの皆様に大変感謝いたします。ありがとうございました。
JPDU代表はさすがですね〜〜〜〜!
本当に尊敬しています。
これからも日本のディベート界を引っ張って行ってください!

〜〜〜〜〜

2018年10月26日金曜日

大沢杯に際して〜Luxmiwattanaさんからの寄稿文〜

こんにちは、広報の木對です。

実は先日、ICUDS主催の大沢杯という、コスプレをしながらディベートをするという大会に出場してきました。

皆さん面白いコスプレをなさっていて、本当に楽しかったです!

そこで今回は、Best Adjudicator Awardを獲得されたMotoki Luxmiwattanaさんに寄稿文を依頼しました!

ジャッジングについて、とても大切なアドバイスが載っているので、是非皆さんじっくり読んでみてください。

それではMotokiさんの寄稿文です。

〜〜〜〜〜
Hi everyone, I am Motoki Luxmiwattana from Thailand.  While I am currently a Research Student in Tokyo University (basically a limbo state before getting into the actual postgrad course), for those of you who know (or are old enough?), I used to be in Chulalongkorn University.  In any case, I was asked to write something up as the dude who got the Best Adjprize in Osawa Cup 2018, so here I am.  I hope this piece will be potentially useful, or at the very least, not a waste of time for you!

To Begin With, Let’s Talk About Osawa Cup
You guys may not know this, but Osawa Cup – a.k.a. the infamous Cosplay Tournament – has a bit of a name value in circuits outside of Japan.  We have seen pictures of Japanese debaters dressing up – from bed sheet ghosts to Darth Vader himself – and giving speeches on the podium.  This time, I had the chance to see it up close – and bloody hell, I was dumbfounded.  YOU GUYS ARE WAY TOO SERIOUS ABOUT DRESSING UP. (褒め言葉です)  In one round, I saw tetris blocks (yes you read that right, for any foreign debater reading this) giving speeches for Christ’s sake.  
And you see, I think this entire concept behind the tournament is amazing.  I think someone said something similar in the closing ceremony – it is about creating a venue where debating is fun, not just because the activity itself is fun, but also because the people who are gathered here are interesting human beings with whom you may have common interests and hobbies.  Someone dressing up as the Joker (I think therewas both the Heath Ledger-style and Jared Leto-style in the tournament) could open up some conversations about the DC universe and the filmmaking skill of Christopher Nolan.  Someone dressing up as Lelouch and C.C. from Code Geasscould open up conversations about your favorite anime.  (My favorite is still the Saint Young Men team, by the way.) 
The possibility is endless, but the point, I think, is finding that “fun” thing about other debaters that may or may not have to do with debate.  When I look back to my undergrad years(which is a while, lol), I realized that was also one big reason why I spent time going to international tournaments:  because the people there are generally fun to hang around!  OsawaCup, with its interesting, somewhat peculiar Japanese twist, seems to embody that “fun factor” of debate tournaments.  What I am trying to say here is this:  debaters of the world, socialize!  …Okay, may be that was too brazenly Marxist in its tone, but you get the idea.
Motoki-san is so serious while judging, 
though there are funny cosplaying debaters. 


On Judging
So I was lucky enough to receive the Best Adjudicator prize.  Allow me, from this position of likely short-lived, temporary status of power and authority (insert evil laughter), to discuss what I try to do in my adjudication and feedbacks.  These are not really tips or techniques – they are more of my personal ethics/style in adjudication. 

1) Care about the process:  specifically, the analytical process the speaker is going through in order to explain their point.  Many arguments in debate tend to have similar premise with similar conclusions – the “cookie cutter” or “canned” versions of the arguments, so to speak.  But that is not a reason to assume the nature and specificity of the analysis just because they are using the tagline you have heard somewhere else.  Someone might be experimenting on new arguments, while someone else might simply not know the canned version of analysis.  In either case, it is the “duty” of the adjudicator to track that thought process, and assess the persuasiveness of the speech based on that.  
This is part of the reason why, if you have heard my adjudication/feedback at some point, you might have heard me trying to quote what the debater said.  I feel it is important for the adjudicator to not only “take into account” the unique twists and turns the round took, but also make sure that the debaters are aware how that uniqueness affected the way the adjudicator thinks.  This does not mean unique arguments are automatically better – on the contrary, it could be less persuasive.  In either case, it is important to comment on those specific analysis so that the debaters can A) properly assess the adjudicator and B) improve with those creativity they may have even further, not just falling back to the “canned” version of how that argument “should” be run.

2) Care about explaining yourself:  related to the previous point, we as adjudicators owe it to the debaters to explain why we decided to “take (取る)” certain points and did not in some other cases.  Explain the source of doubt you had to certain arguments – was it intuitively strange?  Was it being attacked by some other team?  Was it an incomplete argument that had a gap?  Was it something you understood and was convinced that the statement is true, but they did not explain how that links back to the round?  Conversely, if you felt certain arguments were convincing, what were the analysis that was said that convinced you?  These are questions that can only be answered through the way the round unfolded – hence the relation to the first point of caring about the specific process of thought presented in the round.  
Sometimes, as adjudicators, we have that nagging feeling something just does not sound right.  If the reason that is happening is because of my own bias, what I would do is to firstly shut out that bias as much as possible.  But also importantly, sometimes the only way you can resolve the situation is through relying on such bias – if that is the case, explain why that had to come in to the round (often times, it is because debaters are making claim against counterclaims that do not properly clash, and leave you to “pick one,” so to speak).
Make no mistake, the adjudicator stepping in to the debate is highly problematic.  It is just that sometimes it is unavoidable (this in itself is a controversial statement, by the way).  The point is, be aware of what you are doing – and explain that thought process to the debaters.

3) Care about timing, a.k.a. “dynamics”:  specifically, the question of “when was that said?”  The hypothetical situation is this:  the Member of Opposition did not do that well, but laid out the arguments.  The Government Whip responds to those lackluster version of Closing Opposition case, which makes you feel “ah, they have done enough.”  Then the Opposition Whip comes in to re-package, and really make all the arguments that MO said sound very, very unique and impactful.  What will you do?
To be honest, I do not think there is an automatic answer to this (like many other things in debate, hahaha).  What I want to emphasize here is to also consider the “timing” that certain arguments, responses, POIs, etc. were brought up – because those often SHOULD affect the way the adjudicator see the round.  After the round, the adjudicator is in the position of having a “God’s view” when they look through the notes, assessing individual points.  We see how certain argument from LO interacts with MG and vice versa – but were those “interactions” something that happened in the round?  In other words, what was the “timing” that the interaction happened, and how “conscious” were the debaters of those interaction?
This may sound trivial, but it is something I try to pay attention to.  I personally feel that it is the best way to “reflect” what actually happened between the 8 (or 6, depending on the format) individuals who spent an hour discussing an issue.  This obviously is not the most correct way to adjudicate rounds, and might even be a double-edged sword – it might make you over-penalize or over-credit a team based your perception that “they were not conscious” in the worst case – so do take this with a grain of salt.  From my experience, though, it has been somewhat useful in the course of my adjudication, so I will just throw it out there.

In Conclusion
This is getting a bit too long, so I will wrap things up.  The points I discussed earlier are not “strategy” or “techniques” –these imply a method that makes you succeed/improve in the competition – they are not meant to be that preachy.  Instead, they are things that I want to pay attention to because certain adjudications I have been inspired by (even when they gave me the loss) seemed to have these features.  They did not simply justify why I lost – they told me how, and when I was winning or losing.  Those are things I strive to emulate in my adjudications – it is just as simple as that.
Also, I am open to cosplay suggestions for next year’s OsawaCup, in case for some random devilish reason I become interested in dressing up.  Nothing too weird, please. :)
Congratulations on the Best adj Award!
Looking forward to seeing your amazing cosplay next year.

〜〜〜〜〜

JPDU Autumn Tournamentに際して〜Khac Hungさんからの寄稿文〜

こんにちは。広報の木對です。

冬が近づいていることをしみじみと感じる季節になってきましたね。
急に寒くなってきたので、皆さんもお体に気をつけてください!

今回は、JPDU Autumn Tournamentの特集です!

Autumn Tournamentでは、出場者の大学名を隠し、できるだけ大学名によるジャッジングへの影響を防ぐという試みが行われました。

このような取り組みを行うことで、なるべくフェアな大会を実現していきたいですね!

見事優勝した、九州大のKhac Hungさんに寄稿文をいただきました。
本当におめでとうございます!!!

では、ぜひぜひHungさんの寄稿文をお楽しみください。

〜〜〜〜〜
Hi, I’m Khac Hung from QUDS (Kyushu University Debate Section). It’s my honor to share my unforgettable experience in JPDU Autumn tournament on this blog. I’m not good at writing so my apology for any typo, grammar mistake in this blog. I’d like to divide this into 3 questions:
a) How did we go to AkiT
b) How did we do in AkiT
c) My thought on AkiT
Now, let’s start with the first a) How did we go to AkiT
The decision of participating in AkiT was all of a sudden, it was in a regular practice before ABP when my juniors suddenly suggested team Hung-Momo going to AkiT, and we like, sound cool, let’s do it! That’s how we went to AkiT.
Two weeks before AkiT, our team participated in Asian BP, the biggest BP tournament in Asia and was crushed there. But thanks to that experience, we found out our weak points, how to fix it and also how to make our teamwork smoother. Moreover, we decided to turn our nightmare in ABP into encouragement to do better in AkiT.

We can see how much your friends are glad with your perfect result!!!!!


That’s how we went to AkiT, then, b) how did we do in AkiT?
On the first day of the tournament, I was not in good condition. Lack of sleep and tiredness of traveling (all the way from Vietnam) stopped my head to think properly. And Momo was late. By “late” I mean really really late, we were the last team doing register and it was just 30 seconds before registration ended. So the lesson learned is that, sometimes the margin between winning the tournament and losing chance to break is just about 30 seconds, so make sure that you register on time.
One thing I want to mention in the first day of the tournament is the anonymous team code system. Briefly, this is the system which alter institution team’s names with a random name. For example, our team from Kyushu University, but instead of the usual name QU A, we got a pretty cool team code called Flying Money. The purpose of this system is to eradicate the bias of judges and teams during prep time and during the round as much as possible, thus it gives equal chances for all team to get a fair judgement. And it worked, at least for our team. Before every rounds, we had no idea about what teams we are going to debate with or who they are, the 15-minute prep time was purely used to prepare the best case in our ability for our team instead of the oh-my-god-how-can-we-win-again-this-person stuffs. Thanks to team code system and our smooth teamwork, we managed to break 6th after the first day.
The out-rounds on the second day were absolute amazing experience for me. In QUDS we have a jinx that QU team will always lose after the first out-round, and our team broke that jinx by proceeding to the grand final of this tournament. But more importantly, each round on the second day gave me important lesson to improve my debating. In Quarter Final I learned that engagement from closing is very important, and we need to highlight our extensions as much as possible in order to win over opening. From Semi Final I learned the importance of contextualization and how O.G should set up the debate. In the Grand Final, I learned that as debaters, it’s important to broaden our knowledge, from daily news to general knowledge of economy, laws, philosophy etc. I think all of us learned these lessons from our seniors in the very first day when we started debating. However, the fact that our team won the tournament by practicing and using all the basics emphasized the importance of those lessons. Of course, we were also very lucky, but as my honorable partner Senran Tao a.k.a Momo always say, we need to practice so that when luck comes, we are able to convert it into concreted achievements.

c) My thought on AkiT
In my perspective, I really enjoyed this year autumn nationals. The motions, from prelims rounds to out-rounds, were great and challenging. I personally really like the quarter and semi rounds’ motions. Thank you adjudication core for these interesting and educational motions. Furthermore, the whole tournament ran smoothly without long delay, many thanks to committees and tab team for such great tournament. Last but not least, thank you all the adjudicators for judging and giving us lots of useful comment, we will revise them carefully and be better.

I would like to end my blog here, thank you for reading until the end.
What a nice photo of QU A!
Congratulations on your achievement!

〜〜〜〜〜

2018年10月6日土曜日

銀杏杯に際して②〜浅尾さんからの寄稿文〜

こんにちは!広報の木對です。
実は9月はずっとインドネシアにいたのですが、日本に帰ってきたのでブログを続々と更新しています。おそくなってごめんなさい。。。

日頃から世界のニュースを追っているディベーターの皆さんはご存知かもしれませんが、
先日インドネシアのスラウェシで地震が起こりました。
関係者の方々へ、1日も早い復興をお祈りしております。

正直、世界中のニュースを全て追いかけることは難しいかと思います。

ただ、皆さんが様々なニュースに興味を持って、様々なニュースをシェアして議論することで、世界は良くなっていくのかなと思いました。

この地震に関しても、私たちが知り、少しでも世の中に広げ、少しでも復興のために努力することで、何か意味があるのではないかと思います。

そういう意味で、私たちがやっているディベートという活動も、世界を良くする一助になっているのではないかと考えています。

そして、今の若い大学生たちがディベート界、はたまた世界を引っ張っているのかな!と思った出来事が、銀杏杯での若い世代の活躍でした。
高校生の活躍のみならず、数々の先輩ジャッジを抑え、Best Adjudicator Awardを獲得したのは、2年生の浅尾さんでした!!!!

ということで、引き続き銀杏杯の寄稿文を投稿します。


~~~~~
JPDUブログをご覧の皆様
皆様ごきげんよう。学習院大学2年の浅尾 碧城です。
今回中学・高校時代から大変お世話になっている木對先輩よりブログを書かないかと打診して頂きましたので、銀杏杯に関連し、ディベートの世界に足を踏み入れた方々へ向けて少しだけ私の考えをお伝えできればと思います。
 私自身のディベート歴は決して華々しいものではありません。どちらかといえば低空飛行もいいところで、機体が地面をこするんじゃねえかくらいのレベル感です。銀杏杯に関していえば、1年前はブレイクすらできませんでした。だから、大多数のこの文章を読んで下さってる方のほうがよっぽど実力があって、皆さんの方がこういう寄稿文を書くのに近い存在なんだっていうことを心において、読んでもらえると嬉しいです
 また、このブログを書くにあたり、お世話になった方々のお名前を出すか最後まで悩んだのですが、出さないことにしました。如何せん数が多すぎて、書き忘れるのが怖すぎるからです笑。字数と書く体力の関係上、挙げられているエピソードは限られていますが、私のディベート人生に関わってくれた全ての方に感謝しています。


目次
  1. まずはBest Adjを取れたことに関する感謝。半年間の逆転劇
  2. いわゆる中小大学の皆様へ。自分の環境を最大限活用する方法を考える
ディベート界に足を踏み入れてくれた皆さんへ。夢中にならないと楽しくない


1.半年間の逆転劇
 実感がわかない。それが私の8月8日でした。前日のR4で3勝ラウンドを単チェアしてから、塚田農場でセルフブレイクナイトを大好きな先輩方とした時に自分の名前を見つける、という流れが自分を普段と違う気分にさせていました。
 どうせダブルオクトで終わるだろう。正直R3で単チェアに上がったタイミングから、これは普段と違うと勘付いてはいました。ただ、ちょっとチェアやっただけで天狗になってはいけないと思って、必死に自分が思い上がらないよう気を付けていました。元来、調子に乗りやすい性格で、今年の頭にした反省があったからです。
 面白そうだからやってみようか。と軽い気持ちでTitech杯にジャッジとして参加しました。初めてジャッジになったのがこのときです。テスト期間中で練習もちゃんとできていなかったのですが、自分の感覚というかディベート脳が衰えるのが嫌で、参加しようという気になりました。当然ブレイクはできなかったのですが、結果を見てみると、私の点数は8点を超えていました。当時ジャッジとして参加していた同期達のなかで一番点数が高く、ギリギリでブレイクを逃すという結果になっていたのです。もしかしたら自分ってジャッジ上手いんじゃね?という思い上がりをしたまま、ICUTにジャッジ参戦することになったのです。
 え、私の点数低すぎ!?ICUTの予選6ラウンドで一度も投票権をもらえないトレーニーに甘んじた僕についていた点数は驚くべきものでした。なんと4点。やばくない?冷静に。1月に比べて点数がハーフイットしてしまうという驚きの体験。この結果を真摯に受け止めて、自分の実力の無さに向き合いながら頑張ろうと決めました。
 ジャッジに対してリフレク頂けませんか?練習でジャッジをする度にそうやって改善点を探したり、尊敬する先輩方に、困ったことを話してアドバイスをラインで聞いていました。地道に改善して、次こそブレイクしよう。そう思ってNDOに参加しました。でも結果はまたもギリギリでブレイク落ち。なかなかうまくいきませんでした。そんな中、4度目の正直として参加した銀杏杯で、このような成績をいただきことができました。
 すごいよ。本当にすごい。おめでとう!色んな方に祝福していただきました。成績を残している同期への劣等感が消えることはないと思いますが、それでももうちょっと自分に自信を持ってディベートができるかなと思います。今回が初めてのジャッジブレイクです。プライズとって当たり前みたいな、そういうディベーターじゃないです。ここに書ききれないくらい色んな方々にお世話になって時の運もあって、ゆっくり時間をかけてここまで来れました。銀杏杯うまくいかなかったなっていう人も、こういう人も居るんだから自分も頑張ろうって思ってもらえると嬉しいです。


2. 自分の環境を活用する。
 学習院大学は、有り体に言って強くないです。インステができてからの日が浅く、リソースもあんまりないです。でも、そういう大学って少なくないと思います。私がインステの代表になってから、どうしたら良い環境を後の世代に残せるだろうかということに頭を悩ませていました。
 学習院の問題は、1)リソースの蓄積がうまくいっていない事 2)練習に人が少ない事 3)モチベーションに差がある という点にあるなあと感じていました。逆に他の大学に絶対に負けないところは1)大学の立地 2)部屋を借りやすいこと にありました。なので、自大の練習を常に公開し、誰でもこれる状況にすることを考えました。近隣の大学の練習時間を踏まえて、みんなが来やすいような状況にしたり、個人的に人脈を作って練習に来てもらったりするようにしました。自分の大学でいい練習ができれば、他大にいくことが難しい人でも上達する機会が得られます。
 ディベート界は優しい人がたくさんいます。私もそういう人たちの優しさに助けられながら力をつけることができました。自分のインステにも簡単には真似されない強みを作ることができました。そんな立地がいい大学ばっかりじゃねえよっていう人も多いかと思いますが、それでも何らかの形で自分の大学の強みを発揮できる場所がくるかと思います。一緒に頑張りましょう。
 もう1つ中小のいいところというか、やりがいみたいなものがあると思います。残念ながらブレイクすることが普通でないという大学もたくさんあるかと思います。でも、そういうインステだからこそ、成績を残すとたくさんの人に祝福してもらえます。ブレイク発表があるとたくさんの方からメッセージを頂けますし、こうやって賞を取れたりすると会場の皆さんが祝福してくれます。こうやって寄稿文を書く機会も頂けたりします。逆境だからこそ、一回一回の成績の価値が高まると感じています。少しずつでもいいから実力を伸ばすために挑戦し続ける楽しみがあると思います。


3. 夢中にならないと楽しくない
 ディベートという競技に出会ってから、長いものでもう8年になります。私の中高そして大学生活はこれに彩られ続けてきました。他の人に比べて頑張っていたか?と聞かれるとそうでもないので、成績自体はパッとしないのですが、それでも、長く関わり続けてこれたのには、ディベートに対する考え方に理由があるなあと思います。もちろん競技に対する考え方は多様だと思いますし、これが正解だなんて思っていません。ただ、ディベート1年生の皆さんや、もうやめようかな…と思っている方の参考になれば嬉しいです。
 一番大きな続けられている理由、それは、勝ち負けを第一には考えないことです。誤解を生みたくないので最初に断っておきますが、勝つのは大好きですし、常にブレイクや、本戦で勝ち上がることを考え続けています。練習も自分が出来る限りたくさん、週5日とかは平気でやります。だから勝ち負けがどうでもいいなんて思ってはいません。ただ、勝ち負けだけが目的になると、ディベートという競技はつまらないものになってしまうと思っています。なので、自分の好きな議論を提出するということ心がけています。換言すれば、基本的な議論をベースに、自分ならではの観点を盛り込んで、自分ならではの伝え方をするということを目指しています。それがジャッジにストレートに伝われば勝てるし、伝わらなければ勝てない。勝てないなら自分の考えとか伝え方を修正して、次こそは理想的な勝ち方が出来るようにする。という過程そのものを楽しむようにしています。日本語のアカデミック出身ということもあり、自分の考える最良の議論を温め続けて、試合の場で提出する。そしてそれを評価してもらって投票をもらうという過程が魅力的に感じます。
 壁を感じたりとか、人間関係とか、ほかに夢ができたとか、いろんな理由でディベートから離れざるをえない人はいると思います。それはむしろいいことだと考えています。ただ、そういう時にディベートをやっていてよかった!と心から思えるようになるためには、自分なりの楽しみ方を手に入れるのが一番だろうなあと思っています。また、ディベートの勝ち負けは恣意的であり、そこが醍醐味でもあると感じています。だからこそ、勝ち負けを越えた関わり方を持って欲しいと感じています。かっこいいスピーチをすることでも、誰も思いつかない議論を出すことでも、友達を作ることでも、矛盾するようですが、別に成績を残すことを目標にしたっていいと思います。なんでもいいから、競技を通してやりたいことを見つけて、そのやりたいことに対して本気になって欲しいと思っています。
 僕自身、いつかは引退することになると思います。ただ、その時に、ディベートに出会えて良かったなって思えるように、今後ともディベートを楽しんで関わり続けられるようにしたいなと考えています。
いい写真!おめでとうございます!

〜〜〜〜〜

2018年9月28日金曜日

銀杏杯に際して①〜浅野高校さんからの寄稿文〜

みなさんこんにちは!お久しぶりです!JPDU広報の木對です。

8月上旬に行われた銀杏杯、覚えていますか?私は結構覚えています。Adjudication Core(モーションを考えたり、ブレイク数を決めたり、頑張ったりする人たち)だったので、割と覚えています。

この大会は、University of Tokyo Debating Societyさんが主催している、ディベート経験1年目の方に向けた大会です。

ディベートを始めて日が浅い大学生たちが活躍しているのを見て、私も頑張りたい!!という気持ちになれる大会です。そういう感じです。

しかし!!!!!

なんと今回、銀杏杯では数多くの高校生チームがブレイク(※予選突破、2日目の本戦への出場権を得ること)をしました!!!!!

そこで将来JPDUを引っ張ってくださりそうな高校生の方々に、ブログ執筆を依頼しました。

準決勝進出などの顕著な成績を残した、浅野高校の植田歴さん、松田健志さん、野村勇太さん、瀧本拓夢さんです。

高校生のフレッシュな記事を読んで、若返りましょう〜!


〜〜〜〜〜
JPDUの方々、ブログを書くという貴重な機会をいただきありがとうございます。
今回は2018/8/7.8に開催された第九回銀杏杯に浅野高校かから参加させていただきました。
まず初めに大会の運営をされた方々、ジャッジの方々、参加させていただきありがとうございました。皆様がいなければそもそも参加自体できませんでした。
技術的なことがかけるほどうまくもないので大会での行動や感想メインになりますが読んで楽しんでいただけたら幸いです。
大会前、大会一日目、大会2日目の三つのパートに分けて、参加した四人で分担して書かせていただきました。

大会前、提供ジャッジがなかなか見つからず、これまで出場したいとは思っていても出場することができなかった大学生大会、今回の銀杏杯も出場できるとは思っていませんでした。しかし、浅野のOBで現在大学でディベートをされている先輩にジャッジをしていただけることになり、銀杏杯に出場できることになりました。そしてそこからチームメンバーとチーム名を決め本格的に練習を開始しました。普段の練習だと同じメンバーでマンネリ化してしまい限界を感じていたのでOBの先輩や社会人ディベーターの方にレクチャーをしに来ていただいたことで今までの限界を超えられました。大会前から感じていたのは本当に色々な方にお世話になっているということで、絶対失敗できないなとも思った大会前でした。ジャッジをしてくださった先輩、レクチャーをしに来校してくださった方々、本当にありがとうございました。


大会1日目
銀杏杯初日、大学生とこれからディベートするという緊張の中OBの方々が話しかけてくださり、浅野2チーム共ブレイク目指して意気込む反面、不安な気持ちでオープニングセレモニーを迎えました。
R1では初試合で顧問も見学していたということもあってか、自分のスピーチ(2nd)は何度もつっかえましたが、ペアの支えのおかげで勝利できました。試合後顧問から自分の改善点をまとめたメモをもらい、今後のディベート力向上に繋げられればと思いました
R2ではプリンシプルでペアと主張が対立してしまい、2人のスタンスに一貫性がないまま試合に臨んでしまいました。自分はハードスタンス過ぎ、ペアも不備があったりと大いに反省点が残った試合となりました。
R3ではR2の反省から軸をしっかり確認してからお互いの時間をとりました。先ほどよりは準備に余裕があったのでペアのエクステンションとBoPを果たせ、マナー改善点はありましたがディベートを楽しむことができた試合でした。
R4はフェイクニュースのharmと表現の自由の保証が思いつきやすい対立だったので、govとして、表現の自由をある程度犠牲にした上でのフェイクニュースと思われる投稿の制限、をスタンスにして、最終的には表現の自由は達成されるという説明をジャッジの方に取っていただけたのが良かったです。
ブレイクナイトでは、銀杏杯に参加していた高校生同士で試合について感想を言い合ったりしてブレイクチームの発表を待ちました。発表では浅野2チームとも4戦3勝で予選14位15位で通過でき、驚きつつも2日目も参加できることに安心しました。
  大会運営者、ディベーターの方々のおかげで大学生とディベートするという貴重な経験が出来ました。ありがとうございました。

ドキドキのブレイクアナウンスメントですね!


2日目

チームローレル(※浅野高校さんのチーム名)の方は1日目に調子がうまく出せず、スピーカースコアもあまり高くなかったので帰りの電車でチームメイトと相談し、1日目より連携を高めることができました。どのような連携かと言うと、主に問題だった点が
1.セカンドがファーストのスピーチをあまり聞いていないのでどこが足りないかわからず、エクステンションが外れていたり、ファーストアーギュメントとの関連が薄かったりする。
2.どちらが何を言うか正確に決まっていなかったのでファーストがどこまで言っていいかわからず同じことを繰り返してしまう。
の2点だったので(もちろん個々の実力としての問題点は多数ありましたが2日目に改善できたのはこの二つでした。)
1日目にいただいたアドバイスも参考にプレパ中にBoPを整理し役割分担を心がけました。
ジャッジしてくださった方々、ありがとうございました。

ダブルオクトファイナル
1日目の失敗から、各クラッシュポイントを意識して整理しそれぞれにおいて自分のサイドが上回っていると証明することを意識しました。

オクトファイナル
ペアとの連携が最も取れた試合でした。前日にペアから、「自分のスピーチがうまく伝わっているか自分ではわからないのでスピーチをもっとしっかり聞いて欲しい」と言われていたので、聞くようにし、アーギュメントの補強ができました。最終的には補強した点であるアーギュメントのインパクトがうまくディベート上で働きました。

クオーターファイナル
普段からよく練習している論題で守りたいアクターがはっきりしていたのでコンシステンシーを保つことができました。しかしactor分析などもっと深められる点もあり、課題が見られるラウンドでした。

セミファイナル
先にこちらのアーギュメントの予想、対策をされたためきつい試合になりました。相手の「GPSによって犯罪が防げる」という証明への反論がうまく伝わらず、スピーチ構成や説明の仕方の課題を見つけることができました。

セミファイナルで負けてしまい、最後は悔しさも残る大会でしたがとても楽しく、ためになりました。

試合間の休憩ごとに話しかけてくださった先輩方、後輩でもない高校生にアドバイスをくださったジャッジの方々、高校生相手でもディベーターとして戦ってくださった対戦相手の方々、本当にありがとうございました。

このように大会に参加し、アドバイスをいただけることは高校生にとっても貴重な体験でした。
いつかまたこちらからも恩返しができたら嬉しいです。

最後になりますが、改めて厚く御礼申し上げます。そして優勝された方々、best speaker賞を受賞された方々、おめでとうございます。

決勝戦も観戦していたようですね!!!!
本当にお疲れ様でした、そしておめでとうございます!!!

〜〜〜〜〜