2020年5月6日水曜日

JPDU spring seminar 2020に際して ~TD松尾さんからの寄稿文~

こんにちは、本日は5月6日、ゴールデンウィークは例年とは完全に様変わりしてしまいましたが、それでも例年通りあっという間に過ぎてしまいました。東京の季節外れの雷鳴は、感染症対策のさらなる試練を予感させるものではありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。広報の中村です。
今回は、JPDU spring seminar 2020(通称春セミ)についての寄稿文です。今年の情勢を鑑み、マスク着用の義務化・一部レクチャーのオンライン化など、感染症への対策を入念にして行われました。参加した身といたしましても、楽しく有意義な時間だったと振り返って思い至り、感謝の気持ちをここで述べさせていただきます。ありがとうございました。
そんな春セミ成功の立役者、TDの松尾さんに今回はブログへの寄稿をお願いいたしました。早速ではありますが、お楽しみください。

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どうもこんにちは。スクリーンの前にずっといるせいで眼と腰が痛い鰹です。鰹に腰はないとか言わないでください。
 春セミのTDを務めさせていただいたのでその経験について書きます。ちっとも提出せず、催促されたら「ああああああああごめんなさいいいいい」とだけ吠える私を辛抱強く待ってくれた村田くんありがとうございました。すいませんでした。

 私は去年の銀杏杯で初めてTDをやったのですが、今でも当時のコミには頭が上がらないほどなーんにもできないTDでした。続いてVTDになったSAD IV2でも圧倒的働かないマンと化し、そのときのコミにも足を向けて寝られない状態に。大会当日はまだ必要に応じて動けるものの、当日までの細々とした業務がわからず、それらをこなすタイミングもわからず…という感じで、今回もTDを引き受けはしたけれどもまた名目上のTDみたいになっちゃったらどうしようと不安だったわけです。
 そんな状態の鰹を救ってくれたのが当初VTDだった方でして、この方が作ってくださったワークフローがめちゃめちゃ参考になる!!すごい!!全部できてる!!この通りにやっていけばいいんだ!!!いついつまでにこれをやってあれを確認したらそのまま春セミが開ける!!!といった感じで、このワークフローとは春セミが終わるまでずっと首っぴきでした。予算案もできていました。すごい!!!!!ありがとうございます!!!!!
 ただ、無責任に感謝だけしてればいいものでもなくて、詳細なワークフローや開催数ヶ月前なのにすでにある程度完成された予算案を作るのは本当に大変だったはずなんですよね。VTDにやってもらって当たり前な仕事じゃないですし。だから、これだけやっていただいて、脱ポンコツTDのための武器を受け取ったんだから、春セミは絶対に成功させなきゃ!とモチベーションが爆上がりました。同時に、今後大会のコミをやるとなったら自分で一から作っていかないと!と思いました。いつまでも熟練のコミ職人に頼るわけにはいかないな、と。最近はディベート界全体で、一部の「コミをいつもやってくれる人たち」に強いてしまっている負担を見直そうねという機運が高まっていると思うんですが、この時にそれを初めて自覚したわけです。

 と、意気揚々とTDのおしごとを始めた私ですが、これがまあ難しいですね。コミ、見つかりません。レクチャラー、もっと見つかりません。だってみんな忙しいもんね。それに、声かけの段階ではまだ具体的な報酬のお話ができません。レクチャラーに関しては先述のワークフローのスケジュールでもギリギリまで全然決まりませんでした。しかしそんな中でも、今回集まっていただいたレクチャラーはコミ全員で「この人にディベートを教えて欲しい!」と意見が一致した方々ばかりです。全員それぞれの方法でディベートを突き詰めていて、独自のディベート観を持って日々研鑽を重ねていると思っていました。事後アンケートを見る限り、それはしっかり参加者のみなさんにも伝わったようで、コミとしては誇らしい限りです。私が教えたわけじゃないんですけど。

 だって、3日目が終わったあと数人がラウンド練開いてましたよ。エッみんな疲れてないの??「いや、学んだこと今すぐやってみたいんで!」…そうか、そんなに充実してたんだ。実践したくてたまらなくなるほどの何かを学んだんだ。
 ラウンド練をし終わった人たちも、普通に帰った人たちも、わざわざGHQに立ち寄ったりして「ありがとうございましたー!」って元気に挨拶してくれました。いやいや、ありがとうはこっちです。でも、参加者がこんなに喜んでくれたってことは、春セミは成功したって言えるかな。

 もし成功したと言えるのであれば、ひとえにコミメンバーの尽力のおかげです。今年は例年と違って宿泊にはせず海外レクチャラーも呼ばなかったので、FDが予算にいろいろな調整をしてくれました。当日もずっと領収書を書いたりコミ・レクチャラーなどの報酬を包んでたり、最後まできっちり締めてくれました。TCもとてもおいしいお弁当などの手配のみならず、レクチャラー探しやFDとの予算調整、参加者からの質問対応、いろいろな場面で活躍してくれました。会場となったお茶大の学生であるCDには大学側との連絡、備品の借用手続き、えらく気難しい警備員さんとの対応など職務外のいろいろなことを任せてしまいました。というかCD、COVID-19で上智が使えなくなることを見越して大学だけでなくいろいろな施設を調べてくれたり、不足の事態に率先して対応してくれたり、いろんなピンチを助けてくれました。VTDは当初の方も後継の方も、わからないこと不安なことは全て先回りして教えてくれて助けてくれました。MDのユーモア溢れるメンバー紹介、様々な局面でのレクアテのアドバイス、たくさんの人の活躍があってこその春セミだったんだなあと実感します。関わってくださった全ての方に、改めて感謝します。
 
 最後に、反省点をいくつか。①オンラインとオフラインの混合形式ならば同時配信、Wifi整備などを万全に。とくに三日目のelectiveで参加者のみなさんに迷惑がかかってしまったと思います。せっかくの機会なのに本当に申し訳なかったです。 ②会場の電子機器類は事前に試しておくべき。アダプターなども余裕を持って用意しておくべき。 ③酔っ払った状態でTD挨拶をしない。 ④大学側のルールを徹底。入構制限や身分証など、細かいルールをこちらが周知徹底しきれなかった部分がありました。正直「そんなん言うてへんやん!!」ってこともあったけど、それで使用許可が下りなくなるのはディベーター、特に会場のインステです。

 だらだらしたお気持ち駄文にお付き合いくださってありがとうございました。コミたのしい!と味をしめてしまった鰹はGemini CupのTDとしても頑張るので、応援よろしくお願いします。それまで、この情勢ですからみなさんどうかご自愛くださいませ。



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ありがとうございました!JPDU広報部といたしましても、皆様のご活躍を心より祈念しております。失礼いたします。

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