このブログを検索

2017年8月10日木曜日

Gemini Cup チャンピオン寄稿文

暑さの厳しい今日この頃皆さまいかがお過ごしでしょうか?夏休みに入りゲームとアイスの誘惑と戦っておりますブログ担当の田子です。更新が一か月止まってしまい大変申し訳ありません…今回からは数回に分けて617.18に行われたGemini Cupの記事をお送りいたします。第1回目の今回は見事チャンピオンに輝いたWAD Aの當間さんによる寄稿文になります。
……………………………………
寄稿文
  こんにちは、早稲田大学の當間です。今回JPDUへの寄稿文を代表で書かせていただくことになりました。日本語にだいぶ心配がありますが、最後まで読んで頂けると幸いです。私たちは617日、18日に行われたGemini cupというAsian形式(3on3)の2年生大会にWAD Aとして出場しました。
 あまりいいサインポストが思いつかないのですが、この寄稿文では
   チーム結成
   仮想敵国と練習
   Gemini本番
   まとめ
の順に書いていきたいと思います。④が一番大事です。

①チーム結成
 Gemini cupWAD Aとして知念くららとこもさやと組むことになったのは4月下旬のことでした。WADICUTから優勝続きだったので、3人とも「Gemini優勝」を目標にして頑張ることを決意しました。しかししかし、このチームはだれも1st speakerが得意ではないという問題点がありました。私自身今年のAsianシーズンの大会全てにおいて1st speakerとして参加したのですが全く結果が出ず、悩んでいた時期でもあったので、1stは嫌だとワガママを言っていました…。くららも緊張すると慌ててしまうので1stは嫌だと言い、専属トレーナー鳥羽さんによる適性審査や試行錯誤を経てこもさやが1st、くららが2nd、私がwhipをすることになりました。(こもさや本当にありがとう)

②仮想敵国と練習
 Geminiの特徴としてよく語り継がれるのが、チーム仲が悪くなることです。私たちも色々な先輩から、Gemini前は喧嘩したという話を聞いていたのでなるべく仲良くお互いを高めあいたいと思っていました。そこで専属トレーナー鳥羽さんを仮想敵国と見立て、鳥羽さんの厳しい(もちろん愛情のこもった)コメントにめげずに3人で必死に頑張るという構図を作りあげ、大きな喧嘩をすることもなく練習することができました。
 肝心の練習の中身ですが、3人ともメタディベートが本当に苦手だったのでmotionを見てfirst principleをパッと思いつけるようにする練習を夜にグループラインで行い、昼にはveto練をし、通常練習では留学から帰ってきてくださった3年生を中心としたチーム相手に毎日ボコボコにされていました。
 辛い中でも毎日練習を続けていましたが、Pre-Gemini cupが迫ってくるにも関わらず練習で全然勝てず非常に焦っていました。Pre Gemini本番ではなんと2勝しか出来ず、本番であればブレイク落ちだという結果がとてもとても悔しくて遂に発狂してしまいました。Pre-Gemini後の通常練習でも思うようにスピーチができず本当にどん底まで落ちてしまい、チームの2人には本当に多大なご心配、ご迷惑をおかけしてしまいました…。


Gemini 本番
 結果がどうなろうが、私たちは間違いなくGeminiに向けて努力したという自信があったので、とりあえずGeminiが終わったら焼肉に行くという楽しみを作って本番に臨みました。
 練習では調子が落ちていたものの、本番ではいいargumentがたくさん思いつき、余裕で勝利…ということは絶対にないです。予選4ラウンド中クリアで勝った試合なんてなかったと思います。それぐらいギリギリの状態でした。でもプレパ中のこもさやが面白くて、3人とも楽しみながらディベートができました。
 なんとか4勝し、3rd breaking teamになりました。Oct finalの試合で全くuniquenessのない試合をしてしまい、本当にハラハラしましたがなんとかOF, QF, SFを勝ち抜いてGFまで行くことができました。SFGFも親子が出てくるモーションでした。プレパの時に知念くららが親のあるべき姿や、子どもの育て方、育児について非常に熱く語っていたので、こもさやと私は、知念くららはいい親になれると今も確信しています。
 GFって緊張しますね。みんなこっち向いてました。終わったら焼肉や!と思いながら一生懸命スピーチしました。結果7-2スプリットでなんとか優勝することができました…。今まで練習一生懸命やってきてよかったです。よくGFvetoミスったよねと声をかけられますが、きっとそんなことはありません。3人でずっと練習してきたからこそわかるチームの弱点があって、その弱点を見極めてあのmotionになりました。Vetoの基準はチームによって違うと思うので、Asianはどこまでもチームワークだなぁと思っています。

④まとめ
 正直に言うと、新歓やらエデュケやらと並行して『二年生最強決定戦』と呼ばれる大会に臨むのは本当に神経がすり減るものでした。そんな中で救世主として現れた留学帰りの3年生や就活で忙しいにも関わらずほぼ毎回練習に来てくださったモーション的中率の高い4年生と院の先輩、WAD練に来てくださった他大の先輩方、そして何よりいつも励ましてくれた他大の同期にはとても感謝したいです。特に私たちが思いつめ、疲れている時にこの他大同期のGemini doesnt kill youという言葉が非常に心にしみていました。この思いやりの一言があっただけでだいぶ救われました。ありがとう。これから先、後輩が苦しんでいる時には先輩方や同期のように思いやりを持って接することのできる人になります。
 Gemini cup運営のコミの皆様も本当にお疲れさまでした。タイムスケジュール通りの進行もコミの皆様の影の努力なしでは成し得なかったと思います。ディベートって絶対1人ではできない競技で、当たり前かもしれないけどコミや練習に来てくださる先輩方、相手チーム、チームメイトなど支えてくださってる方々がたくさんいらっしゃいます。それが当たり前になりすぎて、最近ありがとうという感謝の気持ちを忘れがちになっている自分がいました。不平不満を言う前にまず相手が自分にしてくれたことは何かを考え、感謝しながら練習や大会に臨むというのがGemini cupを通して得られた一番大きな気づきだと思います。 
 練習や大会に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました! つらつらと思ったことだけを書いただけで稚拙な文ではありますが、ここまで読んでくださった方々もありがとうございました!

………………………………………
當間さんお忙しい中素敵な寄稿文ありがとうございました。更新が遅くなってしまって本当に申し訳ありません…そして優勝おめでとうございます!

次回も引き続き今大会に関する記事になります。お楽しみに!

0 件のコメント:

コメントを投稿