2017年12月7日木曜日

~BP Novice Westにかけた思い。~大会結果報告とTD,CAによる寄稿文

 ホットレモンがおいしい季節となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?レモンやはちみつが入っていると喜びが100倍になりますブログ担当の田子です。(最近タイトルを100倍にするタグ流行ってましたよね)
さてさて、今回は関東ノービスと同日に神戸大学にて開催されたBP Novice West 2017の結果報告と、TDを務めた九州大学4年の北田瑞希さんとCAを務めた名古屋大学修士1年生大村圭史さんによる寄稿文になります。それではさっそく結果報告から!
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大会結果報告

[Team Prize]
Champion
Kyoto A (Kazuma Iida, Kosuke Miyatake)
Grand Finalist
Osaka D (Yuta Kimoto, Lukas Genshiro Nakamura)
Kobe A (Yusuke Mizuno, Keisuke Nagata)
Osaka C (Hiroki Kawai, Seiya Mitsuno)
Semi Finalist
KCUFS B (Sayaka Asano, Kosuke Tamura)
Osaka G (Kyoka Nakazaki, Yuri Murakami)
Osaka A (Yi Zhang, Honoka Takayoshi)
KCUFS A (Kirara Yamashita, Anri Sawada)
Quarter Finalist
QU A (Khac Hung, Senran Tao)
DOSHISHA A (Jason Kazuki Everaert, Kate Shimizu)
Kobe B (Yuki Yoshii, Natsuki Futamura)
NWU A (Mio Shibata, Rin Kakuhari)
Kindai C (Takeshi Kasetani, Contny Alexsandora Garsons)
NIT B (Masato Sugimori, Koki Kawai)
Osaka B (Moe Gomar, Taisei Abe)
Kyoto C (Masashi Morono, Toshitaka Inobe)
[Breaking Teams]
1st Breaking Team
12 points 634 speaker score
Kyoto A (Kazuma Iida, Kosuke Miyatake)
2nd Breaking Team
10 points 631 speaker score
QU A (Khac Hung, Senran Tao)
3rd Breaking Team
9 points 621 speaker score
Osaka D (Yuta Kimoto, Lukas Genshiro Nakamura)
4th Breaking Team
9 points 614 speaker score
DOSHISHA A (Jason Kazuki Everaert, Kate Shimizu)
5th Breaking Team
9 points 613 speaker score
Kobe A (Yusuke Mizuno, Keisuke Nagata)
6th Breaking Team
9 points 612 speaker score
Kobe B (Yuki Yoshii, Natsuki Futamura)
7th Breaking Team
8 points 608 speaker score
NWU A (Mio Shibata, Rin Kakuhari)
8th Breaking Teams
8 points 606 speaker score
Kindai C (Takeshi Kasetani, Contny Alexsandora Garsons)
NIT B (Masato Sugimori, Koki Kawai)
10th Breaking Team
7 points 616 speaker score
Osaka C (Hiroki Kawai, Seiya Mitsuno)
11th Breaking Team
7 points 615 speaker score
KCUFS B (Sayaka Asano, Kosuke Tamura)
12th Breaking Team
7 points 614 speaker score
Osaka G (Kyoka Nakazaki, Yuri Murakami)
13th Breaking Team
7 points 612 speaker score
Osaka B (Moe Gomar, Taisei Abe)
14th Breaking Team*
7 points 611 speaker score
Kyoto C (Masashi Morono, Toshitaka Inobe)
15th Breaking Team*
7 points 611 speaker score
Osaka A (Yi Zhang, Honoka Takayoshi)
16th Breaking Team
7 points 608 speaker score
KCUFS A (Kirara Yamashita, Anri Sawada)
1st Reserved Breaking Teams
7 points 605 speaker score
Kobe F (Maiko Kusadome, Kana Noguchi)
QU E (Daichi Koga, Dongik Choi)
*Same points and speaker score, but ranks are decided by WUDC rules
[Rookie Speaker Prize]
1st Senran Tao, QU A, 312 points
1st Kosuke MIyatake, Kyoto A, 312 points
3rd Jason Kazuki Everaert, Doshisha A, 309 points
4th Tobias Wiegmann, Kyoto D, 308 points
4th Hiroki Kawai, Osaka C, 308 points
6th Honoka Takayoshi, Osaka A, 307 points
6th Yuta Kimoto, Osaka D, 307 points
8th Taisei Abe, Osaka B, 306 points
8th Masashi Morono, Kyoto C, 306 points
8th Nakamura Woody Shu, Kyoto D, 306 points
[Overall Speaker Prize]
1st Kazuma Iida, Kyoto A, 322 points
2nd Khac Hung, QU A, 319 points
3rd Lukas Genshiro Nakamura, Osaka D, 314 points
4th Kosuke Tamura, KCUFS B, 313 points
5th Kosuke Miyatake, Kyoto A, 312 points
5th Senran Tao, QU A, 312 points
7th Contney Alexsandora Garanos, Kindai C, 310 points
7th Keisuke Nagata, Kobe A, 310 points
9th Jason Kazuki Everaert, Doshisha A, 309 points
9th Natsuki Futamura, Kobe B, 309 points
9th Haruka Takahashi, KCUFS C, 309 points
9th Yuri Murakami, Osaka G, 309 points
[GF Best Speaker]
Kazuma Iida (Kyoto A)
[Adjudicator Prize]
1st Hideto Sakurai, ICU
2nd Sadahiro Ideriha, Kobe
2nd Hana Muraoka
4th Masachika Onishi, Osaka
5th Kei Iwawaki, Osaka
[Breaking Adjudicator]
Hideto Sakurai
Kaoru Miyazaki(AC)
Kazuki Ueda
Kei Iwawaki
Keisuke Tanaka
Keita Kaniwa(AC)
Kenta Miyahara(AC)
Masachika Onishi
Nana Chishima
Narumi Terakishi (AC)
Nobuya Nishikawa
Sadahiro Ideriha
Shintaro Mori(AC)
Shuhei Kosaka
Shunya Mitsunaga
Toru Ikegami
Tsunaki Watanabe
Yohei Koike(AC)
Yohei Nakanishi
Yoshifumi Omura(AC)

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TD,CAによる寄稿文

~BP Novice Westにかけた思い。~

JPDUブログをご覧の皆さまこんにちは!
今回BP Novice WestTDCAをそれぞれ務めた北田と大村が共同で筆を取らせていただこうと思います。
それではまずはTDの北田から

BP Novice West 2017TDを務めさせていただいた九州大学21世紀プログラム4年の北田瑞希です。

結論から言いますと、TDとしてそしてコミとして目指したのは例年通りの成功ではなく、今までのBP Noviceを超える大会にすること、BP Noviceに新しい価値をもたらす事でしたが、できたこととできなかったことがそれぞれいくつかありました。

実際行ったことは、
①インクルーシビティを意識すること
②今まで参加者が大会に抱いていた不満をひとつひとつ解消していくこと
③参加者のための新しい施策(寄稿文)
でした。

①インクルーシビティを意識すること
最近は減りましたが、自分がディベートを始めてから幾度となく感じてきた、「内輪ネタ」によるそれがわからないひとに対する排他的な雰囲気や、日本でディベートしてるのは東京と関西だけだぜ!と言わんばかりの言葉の使い方、選び方。
お前たちが認知されてないだけだろ、じゃあ強くなれ、と言われたらそれまでかもしれないものの、やっぱりどこか除け者にされているようなそんな感覚があり。
せっかく大会を楽しんでいてもどこか冷めてしまうというか。
そこでインクルーシビティを意識しよう、と思い、まずはじめに変えたのが名称。関西で開催されるから関西かもしれないけれど、基本的には昨年まで関西予選に参加していたJPDUに西日本と定義される大学が出場されることが予想できる中、それならもう少し、西日本で開催、と、広い表現をしよう、ということで、アンケート結果を見ても西日本/Westという名称がいい、という意見が過半数だったため、BP Novice 2017 KansaiからBP Novice West 2017に名称を変更しました。
また、内輪ネタ排除のために、ディベーターやジャッジの名前を記載する際、ニックネームなどの使用を禁止させていただきました。

②今まで参加者が大会に抱いていた不満をひとつひとつ解消していくこと
①とも関連しますが、今回、事前にアンケートをとらせていただき、今まで過去のBP Noviceないし他の大会でよかったと思った点、不満を抱いた点をきき、その反映、解消につとめました。
この点はコミだけでは対応できない部分もあり、ACの方に多くを委ねた部分もあります。
詳細は大村さんの方から詳しくお話ししていただこうと思います!

③参加者のための新しい施策(寄稿文等)
そして、今回今までなかった新しい価値を付加していくために、ディベーター・ジャッジの皆さまにコミと同じお弁当を発注するシステムの確立と寄稿文のシェアの実施を行いました。
お弁当の発注システムはタブの久保さんの発案でしたが、アンケート結果を見てもとても好評でした。
また、Chief Innovation Officerである加藤さんのお力もお借りして、ディベート経験豊富な先輩方に寄稿文を書いてもらい、それをシェアする施策を試みました。
人数の足りないときのBPの練習の仕方に始まり、現段階で計11の寄稿文がBP Novice WestFacebookにアップされています。
まだご覧になってない方はぜひ!
なお、この寄稿文はこれからもアップデートし続けていけたらと思います。
新しい気づきのひとつになればと思います。

コミ・ACともに、3EEfficient, Educational, Equal)というテーマを掲げて運営してきました。
まだまだこういうこともできたのでは、と思う部分もありますが、ここまで例年と異なったことに試みることができたのも、アドバイスをして引っ張ってくださったChief Innovation Officerである加藤さん、ACの皆さま、コミの仲間、参加者の皆様のおかげです。

ここで得た学びはもっと具体化した上で、来年の運営の方に引き継げる形にしたり、私自身、これからディベートに関わる過程の中で活かして、ディベートコミュニティに貢献していきます。

笑顔はじけるTabチームのお二人!

その後すやすや…(笑)お仕事お疲れ様です(#^^#)



では次にCAを務めた大村から

皆さんこんにちは!Novice West 2017CAを務めました名古屋大学修士1年の大村圭史です。ほとんど北田さんがいいこと言ってくれてるので、Extensionがあまり残っていませんが、参加者が例年大会に対して不満を感じやすいところにアタックを仕掛ける!と言うところと、大会ビジョンに沿った働きについて書いていこうと思います。
(最後に雑多な感想を書きます)

①大会アンケートにおいて

大会事前アンケートにおいて、ACが自分たちに有利なように大会を行っている!というようなことが書かれていました。
そのため、ACがひたすらパネルを行いチェアをやらないということがないように気をつけました。

②大会のビジョンとAC

大会のビジョンである3Eのなかで、特にACとして大きく関わったのはEducationalというところでした。
まず第一にキャパを考えながら、何をするのがベストなのか?を自問しながら行った今回の施策はなかなかのものだったと自賛しています。
では何を主にやったのか?少しだけ説明させてください!

.ジャッジアセスメントの作成

BPジャッジをする上で、どのようなところを気をつけていければいいのか?をチェックシートの形でリマインドさせることを目的としました。
細かくチェック項目があり、これからBPジャッジを頑張っていきたい!って人や、ある程度慣れてきて自分のジャッジを見直したい!って人に活用していただけると嬉しいです。
また、これはBP Noviceのためだけに作られたわけではありません。大会後も価値を継続して与え続けるものを作りたいという一心で作りましたので、どんどん活用してくれると嬉しいです!
また、フィードバック待ってます!!
この作成の裏にはCIOである加藤さんの協力がありました。ありがとうございました!

.スプレッドシートの公開

これはかつてKK-Cupでやったものをもう一回やってみたという形です。
ACをやったことない人って、正直どんな感じでモーションを決めてるのかイメージがつかない人も多いと思うので、今後の参考にしてもらえればと思います。

.ジャッジテストの添削返却

最近ではRyoso Cup 2016で行なっていていいな!と思ったので採用いたしました。なかなかポジティブな反応が返ってきたので嬉しい限りでした!

.モーション解説

これは現在準備中です。このブログが掲載される頃にはアップされてるかもしれません。
何時間も議論してだした本気のモーションでしたので、他にはどのようなアイデアがあったのか?みたいな発見があれば嬉しいです。

.ブレイクラウンドのトレイニー制度

ブレイク落ちしたジャッジに限らず、ディベーター、アロケされなかったブレイクジャッジにもジャッジのディスカッションを公開しました。これはかなり好評で、たくさんの見学者がいる中でQF,SFのディスカッションを行いました。BPディスカッションって、どうやって進めていけばいいのかわからない人たちも多いと思いますし、これがヒントとなって普段の練習に活かす&全体のジャッジレベルの上昇につながっていければいいかなと思います。



こんな感じで、色々な施策を行ってきました。これらは全て、事前に実施したアンケートにおいて、これをしてほしい!と言う要望に基づき行いました。大会運営において重要なことって一方通行にならないことかなと思います。双方向のコミュニケーションがあって真にいい大会になるのかなと信じます。

③ただの大村による感想

The Kansai以来にACをやったんですけど、仕事が多くてめっちゃキツかったです。でも同時に楽しかったです。
正直楽にする方法はいくらでもあったんですけど、楽をするならわざわざCAを引き受けた意味もないなぁと思ったので、多くの仕事を引き受けたことに後悔はありません。まぁただ、自分のキャパ以上のことをやると、自分が楽しめたい事態になるかもしれないので、次にCAをやる人も、自分にできる範囲でやれることをすればいいと思います。
また、大会当日はとてもワクワクしました。お揃いのNovice Westパーカーを着て、モーションリリース、アロケ、ジャッジをやれたのはとてもいい思い出です。
あと、1,2年生のレベルも少しずつ上がっていて感心しました。
ただ、密かに狙っていたジャッジ順位1位は達成できなかったので、またいつか頑張りたいです。(悔しい…)
ではみなさん、また大会でお会いしましょう!アディオス!

AC陣の皆さん!




BP Novice West 2017
Tournament Director
北田 瑞希
Chief Adjudicator
大村 圭史


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 北田さん、大村さんありがとうございました!!Westパーカーとってもかわいいです…新しい挑戦の多い西日本ノービス、来年からも盛り上がっていくのではないでしょうか!

まだまだNovice特集は続きます!次回もお楽しみに(*'')


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