2018年7月19日木曜日

Gemini Cup 2018に際して①~優勝チームからの寄稿文~

梅雨が早々に過ぎ去り猛暑の片鱗が除く季節がやってまいりました、皆さんいかがお過ごしでしょうか。小林です。

先日、2年生以下向けの学年大会・Gemini Cupが開催されました。
今回も複数本立てでお送りいたします。本日の主役は優勝チーム「Professional ???」です!

仲良しUTDS2年生感が伝わる1枚
左から順に沖田くん、浅野くん、張くんです!

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Gemini寄稿文 from UTDS Professional???

こんにちは、東京大学2年の張です。
この寄稿文では、①大会前、②大会中、③大会を終えて〜の3編に分けて3人で分担することにしました。まずは僕から①大会前ということで事前にどんな準備をしたのか淡々と書いていこうと思います。

チームが決まったのは3月の上旬くらいで、高校時代からの長い付き合いである浅野と、これまためちゃくちゃ優秀な沖田の2人と組むことになりました。

春Tは3人とも別々のチームで出場したので本格的に練習を始めたのは4月の終わりでした。練習時間は週4コマ(7時間)+本郷練と設定し、5月の中頃にはロールを確定させて、プレパ練やラウンド練を進めていきました。

具体的にどんな練習をしたかざっくり書いていきます。まずマナーの面では、3人ともスピーチが冗長なのでfluencyを上げようということで、週4回何でもいいので7分スピーチしてLINEに上げるというのをやりました。

内容面では、特に戦略を意識して練習しました。以前栗田先輩から頂いたレクチャーの資料を参考に、どんなタイプのディベートになった時にどこを各スピーカーで伸ばすか、どんなClashで勝つか、前日まで3人で試行錯誤しながら考えました。プレパ練でも試合でも、まず最初にどこを水かけにして相手をどこで上回るか、相手がどこで上回ろうとしてくるかを考えるように意識しました。

プレパ練は古典モーションとGeminiの過去問を中心にやり、ラウンド練はUTDSの部内の空きコマ練を週1ラウンド+本郷練1ラウンドやりました。本郷練では先輩方に様々な有意義なアドバイスを頂きました。また、僕のロールはWhipだったのですが、平本先輩に参考になる音源など個人的に色々教えて頂きました。先輩方本当にありがとうございました。

Geminiというとチーム仲が例年色々噂になりますが、うちのチームはかなり良い関係を保てたと思います。練習の後もよく3人でご飯行ったし、6月の頭には本郷練の後そのまま柴田先輩宅に泊まって徹夜で人狼やったりしました。(ディベーターで人狼やると話し合いがめちゃくちゃ理詰めになって面白いです)

続いて浅野から大会中についてです。

UTDS2年の浅野です。

大会中について、参考になるようなことを書こうと思います。ジェミニの所感はUTDS blogの方に書こうと思いますのでよかったらそちらもご一読ください。

プレジェミニでかなり良いパフォーマンスを披露して安心してました。プレジェミニに比してモーションが難化したことにより、案の定パフォーマンスの質が低下したというのが端的な印象です。 これは年によるので一概には言えませんが、The古典ではなく古典の応用が出やすいです。

⓪プレジェミニについて
勝敗としての結果はそんなに気にしなくていいです。でも試合中のパフォーマンスは気にしましょう。課題を見つけたもん勝ちです。ちなみにプレジェミニでいい結果残すとジェミニ勝てないなんて話があります。でも、精神的に余裕を持てるし、残念なことにジャッジにも若干のバイアスがジェミニの予選ラウンドで生まれうるので全力で戦ってください。

①Vetoについて
大会中、ほぼミスらなかったと思います。たくさん練習しておきましょう。Vetoの方法は人によって異なるのでなんとも言えません。参考までに自分は、1)類似モーション(≒戦略)の特定、2)具体的なハームの特定に努めていました。
よくあるジェミニのVeto失敗パターンとして、見たことある・なんとなく話せそうで突っ込んむ、よくよく考えたらハーム描きにくい、戦略的にきつかったというものがあると思います。Vetoは直感に頼らないことを肝に銘じましょう。また、分かるけど勝つのがきついモーション・よく分からないモーションの2つがある時、どちらを優先的にVetoするか先に決めておきましょう。予選なら前者の方がスコアは跳ねやすいだろうし、ブレイクラウンドなら後者の方が負けるリスクは減らせる気はします。ただ、これはチームによって違うはずです。

②プレパについて
役割分担をしていました。自分はリーダーだったので、自分達のケースとアクター分析。沖田は自分達の戦略・勝ちマター。張は相手のケースと戦略をひたすら考えていました。いずれも対立軸は把握していないとできないので、被る部分はあります。でも対立軸を把握した後の細かい部分は分担した方が効率いいんじゃないかなと思いました。本番も多くのラウンドで機能しました。

③分からないモーションにぶち当たった時について
まず、基本に立ち返りましょう。Victimを特定して、アクターを分析する。なんとかなるはずです。R3はそれで最悪の事態は回避しました。それでも分からない時。リーダーは決して焦らないようにしましょう。リーダーが焦るとチーム全体が不安に陥ります。実際に自分たちもQFでよくわからないモーションにぶち当たりました。結果、リーダーの自分は本当に酷いパフォーマンスをしました。でも、ジェミニはラウンド・モーションによってディベートの質がかなり違います。自分達が分からない時は相手も分からない、そう割り切って戦いましょう。セカンド、さらにウィップは死ぬ気で相手のケースを潰しましょう。自分達のケースが弱くても相手のケースを0にすれば勝てます。QF、本当にチームメイトに感謝です。

④ブレイクラウンドについて
ジャンケンで負けてオポを引きましょう。SFまでずっとGovでしんどかったです。

⑤リプライについて
ジェミニ、リプライはとても大切だと感じました。特に僅差の時に頑張って巻き返しましょう。リプライは色々禁止事項がありますが、物は言いようです。最後まで粘ってください。

⑥その他
朝早いです。睡眠はしっかりとりましょう。あと昼食の時間がないです。ラウンドにご飯を持って行ってジャッジがRFD考えてる間に食べるのが賢いと思います。

以上のような感じで乗り切りました!Asianはチーム力が本当に大切なので、信頼関係を築いて、チームとして欠点を作らないことを目標にやっていくのがいいと思います。チームメイト2人のおかげで上記のような大会中の障壁も乗り越えられました。

最後に沖田です!

こんにちは。東京大学二年の沖田です。
最後、大会を終えた感想を書こうと思います。

まず、チームメイトへ。エースであり部長の浅野、毎日のようにラインで話す仲の張には感謝してもしきれません。前々から二人と組みたいと密かに思っていたので、チームが発表された時は非常に感激していました。その後の試合に向けての準備、大会中もずっとワクワクしていました。私が試合でミスをした時も励ましてくれ、人間としての器の大きさも感じました。自分の中で2人と切磋琢磨する日々がまだ続いて欲しくジェミニが終わった今でも、いつもの練習場所に行くと2人が待っているような気がします。また張はプレジェミニ、ジェミニと家に泊まってくれて楽しい時間を過ごしました。(ジェミニ最終日は浅野もW杯を見にきました。)本当にありがとう。

先輩方や同輩、また後輩にも感謝の意を述べたいと思います。質問したときにすごくわかりやすいアドバイスを先輩がくださり本当にありがたかったです。また、ジェミニに向けて一緒に頑張ったUTの同期も試合してくれてありがとう。後輩も、一、二年ラインや駒場練で会った時に優勝を祝福してくれてとても嬉しく思います。

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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素晴らしい寄稿文をありがとうございました!
次回記事では今大会運営メンバーからのコメントも掲載予定です。

ご拝読、ありがとうございました。

2018年7月18日水曜日

Philosophy Openに際して 〜藤田さんからの寄稿文〜

こんにちは。広報の木對です。
最近まで研究調査のためにインドネシアにいたのですが、インドネシアより日本の方が暑いです。日本が赤道に近づいているのかな?って思いました。

さて、本日は大先輩である藤田さんから、Philosophy Openの寄稿文をいただきました。

藤田さんの熱い想いと、私たちのためになる知識、両方が載っている素晴らしいブログです!
日本だけにアツいですね!!!!!!!

〜〜〜〜〜
JPDUブログをご覧の皆様

こんにちは。早稲田大学大学院OBの藤田です。
Philosophy Openから一か月ほど経ちましたが、依頼されていた寄稿文を書き上げました。お時間ある時にご覧ください。

<<目次>>
1.開催の背景
2.大会を通じて学んで頂きたいこと
3.モーション解説
4.没モーション集へのリンク
5.おわりに

1.開催の背景
                早いもので私はもうディベートを始めて七年目になりました。普段の生活は元より、あまり大会の会場でも人と話すことなく1人で散歩することが多い私ですが、少なくとも私はこれまで【状況に対する価値判断】としてのPrinciple Argumentに対して「プリンシプル的な議論って何?」「ふわっとしてよくわからない」「プリンシプルはどうでもいいからプラをとにかく詰めれば勝ち」「プリンシプルってモラハイのことだよね」などの言説を頻繁に耳にしてきました。そのような言説はPrinciple Argumentに対して真摯な取り組みを示していないばかりか、一部の人たちに肩身の狭い思いをさせていないかという懸念が私にはありました。私にとって、このPhilosophy OpenPrinciple Argumentに対する理解を深めることによってコミュニティをより包括的なものにするプロジェクトの一環として位置付けられています。ディベーターとして「Principle Argumentを立てられるようになって楽しい!」という感覚を覚えたり、ジャッジから「Principle Argumentがかなり丁寧に立論されていた」というフィードバックをもらえることは非常にディベートをしていて楽しい瞬間です。ジャッジとしてもPrinciple Argumentに関する作法を身につけておきさえすれば、それだけディベートを見ていて感動する瞬間も多くなるものです。素晴らしい議論であると判断できる指標がそれだけ増えるからです。人がディベートに楽しさ・面白さを言い出せば見出すほどにコミュニティへの愛着が増し、次第に多様な人たちがコミュニティに参加してくれることに繋がります。この相互行為のためには、まずPrinciple Argumentについて今一度考えてみることが大事です。「Principleはどうでもいい」という一言がこだまする環境が生む代償は、あなたにとっての感動の契機と包括的なコミュニティの形成の契機なのです。余談ではありますが、私が考案し、今や多くの大会でも取り入れられているAdjudication Test AwardAdjudication Testがただの作業ではなく、丁寧に取り組めば表彰されるかもしれないという動機付けを提供することでジャッジとして大会に参加するコミットメントの度合いを強めることを期待したものです。
                コミュニティーをいかに包括的なものにするか、読者の皆様が一人一人考えてくださることを期待します。コミの皆様へ「お疲れ様です、運営ありがとうございます」などの感謝の言葉を、アドバイスを聞きに来てくれた後輩に一言「よく頑張ってるね」などの激励の言葉を、忙しい合間を縫って練習に来てくれた先輩に「来てくださってありがとうございます」などの労いの言葉をかけるところから始まっていくと思います。ディベートの技術はもちろん重要ですが、人付き合いの次元から、少しずつで良いので、組織をinclusiveに、そしてincludeされたメンバーがinteractすることで組織のpowerに変換していけたらいいですね。

2.大会を通じて学んで頂きたいこと
                この節ではPhilosophy Openを通じて、皆様に学んで頂きたい議論構成の技術についてお話しします。強調したい点が1つあり、Phisolophy Openという大会の名前に最大のヒントがあります。

  • 議題に書かれた言葉の意味を明確にする
             
前節では散々「”Principle Argument”にまつわる課題の克服のために大会を開こうとした」と書いてあったのに、主催者として”Priniciple Open”ではなく”Philosophy Open”という大会名をつけたんだな」と思われた方がいらっしゃったら、その方は私の意図を読むのがとても上手です。
さて、直訳すれば、Prinicpleには行動規範/指針という訳語があてられる一方で、Philosophyには哲学という訳語があてられます。私と卓人さんはPrinciplePhilosophyに違った意味合いを見出し、意図的に大会に”Philosophy Open”という名前をあてました。Philosophy(哲学)はものの考え方として、そしてPrinicipleは考えられた(構成された)行動規範/指針であると理解した上で、ディベーターにはあくまで哲学的に考えてもらおうということを願ってこの大会の名前をつけました。以下で、 「1.議題に書かれた言葉の意味を明確にする」と言う点についてコメントします。


  • 言葉の意味を明確にする
                大会ではDutyHappiness, Morally Blameworthy、おまけにSocial Contractなど、「一見するとその意味が明確ではない」概念を意識的に使用しました。このように一見すると意味が明確ではない概念を用いる際、堂々巡りな議論にならないように気をつけてください。実はディベーターの皆さんは堂々巡りな議論を展開してしまっていることが多いのです。
とりわけ、analogyの使い方は気をつけなくてはなりません。例えば、“THBT people of the present generation do not have any duties with regards to unborn people of future generations”という議題で「現状では将来世代のために現行世代は環境に配慮しているので、したがってそれは続けるべきである。」といった主張があったとします。このままでは堂々巡り以外何も議論として生み出していないことに気づくべきです。議題は「現行世代に人々はまだ生まれていない将来世代に対してなんら義務を負わない」というものです。各チームは「ある集団がその他の集団に対して義務を負う条件」について問われていることに気づくべきですが、「現状では将来世代のために現行世代は環境に配慮しているので、したがってそれは続けるべきである。」といった議論が「ある集団がその他の集団に対して義務を負う条件」になるならば、現状の環境への取り組みの背景的な理由づけについて展開する必要があります。この展開がなければ、

ディベーター「将来世代のために環境配慮しているじゃないですか。だから」
ジャッジ「でもなんで環境配慮しなければらないんだろう」
ディベーター「いやでもしてるじゃないですか」
ジャッジ「わかるけど、こっちはなんで環境配慮が、ひいては将来世代への義務の根拠が知りたいんだ」
ディベーター「いやでも」(4位)

という堂々巡りの構造になってしまいます。簡単に防げそうですが、驚くほどにディベーターは「現状で〇〇をやってるじゃないですか」という現状の一例を挙げて満足してしまっているのです。そのような現象がなぜ起きているのかは説明ができますが、ここでの本質ではないために割愛します。
それよりも重要なことは、「まだ生まれていない将来世代」や「義務」といった概念の意味合いをできるだけ明確化してください。明確化とは何かという問いが飛んで来るかもしれません。別の言葉で言い換えてみることです。「まだ生まれていない将来世代」に対して「存在しないもの」「関係を持てないもの」「不確実なもの」などという言い換えの言葉をあててみましょう。「義務」に対しては「強制」「犠牲があったとしても道徳的に正当化されるもの」「破ったものになんらかの処罰が加えられることが許容されるもの」などの言い換えの言葉をあててみましょう。

「存在しないものに対して強制を加えられることは正当でしょうか?」とPMからイントロで言えれば、あなたはもう「それっぽい」のです。

3.モーション解説
                この節では大会後アンケートに多く寄せられた、モーション解説についてお話します。
“THBT people of the present generation do not have any duties with regards to unborn people of future generations.”

どんな議題でもそうですが、まずは議題の意味を理解しましょう。
いわゆるClash(対立)を様々な形で確認(現行世代VS将来世代など)したり、議題の言葉遣い(Any Dutyと書いてあるのでAnyの意味について)ことは非常に大事です。それと同時に、もう二つ、重要な点を明確にしなければなりません。Unborn Future Generation とはどのように理解したら良いのかと、Dutyとは何かです。(重要だからさっき書いてました)
もうそろそろ長くなってきましたし、モーション解説は無限に書けそうなのであえてシンプルに書かせてください。

両者ともに、必ずDutyの意味合いとUnborn Future Generationの持っている特徴についてをよく考える必要があります。
Dutyは義務であり、「何か良いもの」や「やることが賞賛を受けるべきもの」ではなく「やらなければならない」強制です。

Future Generationへの配慮の取り組みとしては環境などが挙げられそうですね。
取り組みの内容を吟味することと、ここでいうFuture GenerationUnbornであり、生まれていないことに注意が必要です。つまり、まだ存在していないのです。存在していないものに対して強制されるべきなのか?考えてみてください。

(もっと詳しく聞きたい方がいらっしゃれば是非次に私が行く大会で遠慮なく声をかけてくださいね!)
4.モーション集へのリンク
大会終了後にPhilosophy Open 2018Facebookページに掲載しましたが、再掲します。
5.おわりに
様々な方の協力がなければこの大会を成功させることはできませんでした。まずAdj.Coreの卓人さんとマックスにはこれ以上ない感謝を送ります。お二方との仕事を通じて一人の人間としてお二人への尊敬の念を強めるばかりでした。本当にありがとうございました。
コミの皆様にも本当に感謝です。
りょーたろー、まつゆーくん、教授、彩音さん、桃子、こもさん、ピーター、急なお声がけにも関わらず素晴らしい運営をありがとうございました。
シャドーで参加予定だった内山、浅井さん、根岸、当日はチームの参加状況の関係でお越しいただいたのにも関わらずシャドーの機会がなく申し訳ございませんでした。
この大会が何らかの形で皆様のディベートへのコミットメントの動機になったことを期待して、寄稿文を終わります。また会いましょう。
服装の揃え方がめっちゃ可愛いですね!運営本当にお疲れ様でした!

2018年7月3日火曜日

~SEIKEI JOINT 2018に際して コミ陣からの寄稿文~

こんにちは。広報ブログ担当を務めます、上智大3年の小林です。

前回のエリザベス杯報告から大きく時間が空いてしまいましたが、SEIKEI JOINT 2018の寄稿文を掲載させていただきます!

今回の寄稿文、TDだけではなく、各運営メンバーから一言ずつ頂くことができました!
コミの皆さんがどんな思いを込めて大会を運営しているのか知る、良い機会になると思います!

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【SEIKEI JOINT 大会概要】

SEIKEI JOINTは成蹊大学英語会ディベートセクションが主催で行われる関東でも大規模な1年生大会です。
今年からは1年生にディベートする機会、楽しみながら触れてもらうというコンセプトの他に、上級生のディベートスピーチにも触れてもらい、より身近によりディベートに対してあこがれを持ってもらいやすい機会の提供を目的とし、新たにモデルディベートを取り入れました。
ORの様子です!みんな集中モードだ・・・・・・
緊張しながらも参加してくれた1年生、
ジャッジとして参加されて丁寧にリフレをあげてくださった上級生の方々、
練習から1年生を支え当日応援に来られた方々、
運営を支えてくださった当日コミの方々、
モデルディベートを快く引き受けていただき、また素晴らしいスピーチをしてくださったみつしさん、よしいさん、
初めての運営でわからないことが多い中ついてきてくれた正規コミの21人の2年生、

すべての方々に
心から感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
PMおのみつしさん、LOよしいりょうたさんです!

モデルディベートの様子です!
【SEIKEI JOINT Committee】

Tournament Director
▷Kazune Kawahata(3年)
こんにちは。
今回Seikei JointでTournament Directorを務めさせていただきました成蹊大学3年川端和音です。
このようなJPDUのブログのお話をいただけて大変光栄に思います。
ただこういうものを書くの初めてなので、何書けばいいんだろーとなりながら、書いてます笑
読みにくかったらごめんなさい

まず最初に
大会が終わって
周りの方々含めたくさんの方々に支えられた大会だったこと
本当に実感してます。
大会に関わってくださったすべての方に感謝したいです。
本当にありがとうございました。

最初に今大会について少し話したいです。

Seikei Jointは1年生が初めて参加するディベート大会ということで、他の大会よりもジャッジ基準を高めに設定し、1年生によりいいアドバイスに触れてもらうというのをコンセプトにしています。

個人的にこの大会には思い入れがあって
それは1年生のときにディベーターとして参加したことに遡るんですが、
そのときは正直緊張しながらも
そんなすごい勝ちたいじゃないから、とりあえず話したいこと話せたらいいなと参加しました。
結果は2敗
パートナーとORで号泣しました。
それも大号泣に近いくらい。
しかも入り口の1番前の席で笑
私悔しかったんだ、そう気づきました。
今思えばすべて含めていい思い出です。笑

だからこの大会は
参加してくれた子に対して
いい影響のある大会にしたいなって思ってました。

また今年はさらにかっこいいスピーチを見て、ディベートにあこがれを持ってくれたら嬉しいなと思って、
モデルディベートという企画させていただきました。

たぶんディベートしている人の多くの人って
(あくまで私の想像にすぎないけど、)あこがれのディベーター、気に入っているスピーチがあると思っていて、

ああなりたいな、こうなりたいなって気持ちも、
ディベート面でいい目標になると思っています。
今回ので1年生にもそういう気持ちが少しでも感じてもらえたら、そう思ってモデルディベートを組み入れました。

ただこればっかりはお話を引き受けてくださるディベーターがいないとできません。
Prime Minister引き受けてくださったみつしさん、Leader of Opposition引き受けてくださったよしいさんには本当に感謝してます。
ありがとうございました。

また今回運営するにあたって、
一緒についてきてくれた21人の2年生にも感謝伝えたいです。

今年の運営陣の中で運営経験者は私だけで、
去年のこととか先輩に聞き助けてもらいつつも
実際にやるとわかんないことってたくさんあって、
どうやればいいんだーってなったり、
仕事と学業で少し手一杯になってしまったり、
そうなりつつも
最後までそれぞれの役職を全うしてくれたことに
すごく嬉しかったです。

そうやって、がんばってる姿に
私も、がんばらなきゃって思ったんです。
最後までやれたんだって思います。

やっぱりこのメンバーで運営ができてすごく嬉しかった
一緒に運営してくれてありがとう

大会後にアンケートで来年に活かせる色々な意見をたくさんいただく中で
楽しかった!や参加してよかった!
そういう声をいただいて
無事に大会が終わってよかったって思いました。

最後に
クロージングアドレスでも話させていただいたことをせっかくなので文字にしようかなと思います。

Seikei JOINTが1年生の初めての大会ということもあって
参加者の中にはディベートを続けていくという決めている1年生もいれば、迷っている1年生もいると思います。

そこで伝えたいのは今の環境に感謝の気持ちをもって、大会で組んでくれたペア、リフレをくれたジャッジの方、応援しにきてくれた先輩を大切にしてください。

少し個人的な話ですが
私は今成蹊大学英語会ディベートセクションにいますが
3年が1人で同期がいなくて、2年生が22人います。
きっと、そんなInstituteはなかなかないですね。
よくこれを話すと運営大変そう、よくやめないね、と言われるのですが、
事実は違っていて
セクションのこと考えて、どうしたらいいんだろうと自分たちなりに考えてくれる後輩、
自分のディベートの経験を活かして
練習会、レクチャー会を企画したり
こうしたらいいよとアドバイスをくださる先輩がいて、
セクションが違えど話を聞いてくれる同期がいます。
もちろんすべて順調でいいことばかりじゃなくて大変なこともあるけれど、
そうやって周りに支えられています。

そういう周りの方々がいて
今、私はここにいます。
だからこそ、私はディベートを続けていて、こうして運営に携わっているんだと思います。

でも、これはわたしだけじゃないと思います。
今回参加してくれた1年生にもみなさんにも言えると思うんです。
今後の大学生活の中で、もしくはディベートの活動の中で、
たくさんの人と関わっていくと思います。

ぜひその際はその方々とのつながりを大切にしていってください。
その環境を見つめ直してみてください。

もう一度
ディベーターとして参加してくださったたくさんの1年生、
1年生に丁寧にリフレをしてくださったジャッジの方々、
1年生の応援に来てくださったオーディエンスの方々、
円滑な運営のために走り回ってくれた当日コミの方々、
初めての運営ながらもがんばってくれた正規コミの2年生、
またさらにモデルディベートをしてくださったみつしさん、よしいさんに
感謝をお伝えしたいです。

本当に本当に
ありがとうございました。

ViceTournament Director
▷Nanako Hagihara(2年)
このSeikei JOINTは、ほとんどの1年生にとってはじめてのディベート大会だったと思います。練習で味わえない大会ならではの雰囲気を知って、ディベートの魅力を少しでも多くの1年生に感じてもらえていたら幸いです。このSeikei JOINTがきっかけでディベートやりたいって思ってくれる子がいたら本当に嬉しいです。

Vice Tournament Director
▷Rintaro Hosoda(2年)
大会運営って、、大変ですね(小並感)。
いつも大会をスムーズに運営してくれている方々の仕事とその苦労に感謝と尊敬の念が溢れます。
また大会運営やってみたいです。次はもっと上手く楽しくやりますね!!!

Communication Director/Vice Communication Director
▷Riku Okada(2年)/Yuto Shioguchi(2年)
大会運営を通して忍耐力が鍛えられました笑笑

Financial Director
▷Natsumi Hamada(2年)
大会に参加してくれた1年生はもちろん、ジャッジやサポーターとして参加してくださった上級生やOBOGの方のご協力があってはじめてこの大会ができたと思います。また、この大会が1年生のディベートの出発点としてよい思い出となってくれていたら嬉しいです。ありがとうございました!

Vice Financial Director
▷Yudai Baba(2年)
初めての大会でなれないことも多かったけど相方と協力してスムーズに運営できたので良かったです

Adjudication Director
▷Akira Kudaka(2年)
臨機応変な対応にあくせくしましたが、結果としては大きな問題もなく、よいSeikei JOINTなったのでよかったなと思います!

Adjudication Director
▷Masaya Yamamoto(2年)
予期せぬハプニングが多々あり迅速な対応力が求められいたのでとても緊張しました。しかし最大限のものを提供できたと思います。

Tabulation Director
▷Kaori Koyama(2年)
Tabに関しては、欠席者など当日変更があり、予想できない以上当日アドリブで対応するしかないのでそこがかなり大変でした。
大会全体を通しては、堅苦しくなりすぎず一年生が楽しめる大会になったと思います。

Tablation Director
▷Rina Okada(2年)
タブという仕事をして、仕事の責任をとても感じました(_ _).。o○当日欠席や遅刻が出た時、時間の短い中での対応が、大変でしたが、乗り切れてよかったです!

Tournament Coordinator
▷Eri Suwabe (2年)
たくさんの1年生が参加してくれて本当にありがとうございました!Seikei JOINTで楽しい!悔しい!そんなたくさんの想いをそれぞれが経験してくれてたら嬉しいです️
皆さんの柔軟な対応・協力にとても私たち運営側もとても助けられました。改めてお礼を言わせて下さい!ありがとうございました!
来年も
成蹊大学にて皆様の参加をお待ちしております!

Vice Tournament Coordinator
▷Kou Tsujita(2年)
パソコンを扱うのが難しいかったので、ただ名前とか日付だけを変えるだけでいいようなテンプレがあるといいと思いました。

Media Director Leader
▷Nao Okazaki(2年)
私はMedia班の統括をしました。動画を作ったことがなく、模索しながら仕事をしていたので、当日動画を流すたびに緊張しました…。特にround3の動画は私が作成したので流すのが少し怖かったのですが、みなさん反応を見てやってよかったと思えました!

Media Director
▷Haruki Matsukawa(2年)
メディア担当として、最初は自分にモーションムービーが作れるのか??と不安だらけでした。もちろん色々苦労もしましたが、たくさんの人に助けてもらいなんとか1つのものを作り上げることができました!最後にはいろんな人から「良かったよ!」って言ってもらえて、頑張って良かったなと思える仕事でした!

Madia Director
▷Yuki Hayashi(2年)
今回メディアをやってみて、難しかったのは、決められた期間の中でどれくらいクオリティを上げられるか、面白いと思ってもらえるかの動画を作れるかという点です。
私を含め、メディア班はムービーを作ったとがある人が1人もいない状態で、引き続き書にあったアプリは半年前に配信終了であったためにゼロから作ったムービーでした。
アプリやソフトを色々試してからやっと作成であったので、時間がかかってしまったのが正直なところです。
また、今回、Seikei JOINTは一年生にとって初めての大会であるので、これからディベートを頑張りたい、楽しみたいと思ってもらえるよう、面白いムービーを目指しました。
しかしその結果ガバに有利やオポに有利になるという意見を頂いたため、次回への課題だと感じています。
もし今回のムービーをみて少しでも緊張がほぐれたり楽しいと思ってくれる一年生がいたら嬉しいです。

Media Director
▷Yuuki Takimoto(2年)
○やってみて難しかったこと
→どういったモーションムービーがモーション公開される前でもちょうどよくモーションのニュアンスを伝えられるのかを考えること。
○1年生に向けて
→がんばってください!!ぼくも自分が1年生だったときのSeikei JOINTでは勝てなかったけど、いまでは勝てなかった他大チームや上級生チームとかにも勝てたり、いいラウンドをすることができたりするようになれたので、努力でなんとかなります!ディベートは自分のように学力ないし英語力ない人でも楽める競技だと思ってるので、是非がんばってください!

SWAT Leader  (編注:SWAT=当日コミのことですね!チームの緊急補充要員、ランナー、誘導などを担当してくれます)
▷Yui Takada(2年)
今回SWATを担当させて頂きました高田優衣です!
他大の方の協力もあって当日は円滑に進みました!コミの方には本当に感謝です!
今回の感想として、情報をきちんと伝達することは大変だなと思いました。人数が多かったのでまとまるためにはみんなに集合時間や細かい作業内容を把握しておいてもらわなければいけないのですが、上手く伝わってなかったり当日私が考慮していなかった所で指示漏れがありました汗
でも、そんな中で今回円滑に進んだのは他のメンバーが積極的に聞きにきてくれたり代わりに動いてくれたりと柔軟に対応してくれたからだと思います!
至らなかったこと、良かったことは来年に引き継いでもっと良いSeikei JOINTを作り上げたいです。

SWAT
▷Kotaro Tsuji(2年)
 一年前は自分がSeikei JOINTに出場していたのに、いつのまにか時が過ぎるのはあっという間でした。SWATとして何回か走りましたが、スーツで走ったのは初めてて新鮮でした笑

SWAT
▷Sayaka Hanyu(2年)
当コミの経験がなく、運営側に回ったのも初めてだったので緊張しましたが、実際にどう大会が運営されているか知れて良かったです。

SWAT
▷Yui Hirata(2年)
初めてのコミ、初めての運営で慣れないことが多かったですが、無事終わってよかったです。コミ、運営の大変さを痛感しました。

SWAT
▷Yusei Tanaka(2年)
初めての大会運営で緊張しましたがやり遂げられて良かったです!
各部署へ走りすぎて陸上部になったかと思ったくらいでした笑
一緒に頑張ってくれた同期や他大の当日コミの方々お疲れさまでした!!

【Information】
もし興味を持ってくださる方がいたらぜひ見てください
▼▽Seikei JOINT 2018 Facebook
▼▽Seikei Debate Section Blog
▼▽Seikei Debate Section Twitter
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いかがでしたか?
大会運営の裏側にも是非、目を向けて見てくださいね:)

次回はPhilosophy Openを特集する予定です、乞うご期待!